『アステイオン』本誌

1995/7月発売
vol037

特集:崩れる「横並び」、問われる教育/地方を見る、日本を知る

1995/7発売

目次

【巻頭論文】

  • 近代日本の時間体験――「歴史の終焉」を生きるとは坂本多加雄

【特集 崩れる「横並び」、問われる教育】

  • 日本的「平等主義」を見直す時中谷 巌
  • スペシャリストが企業を救う諸井 虔
  • 大学に蝕む病に特効薬はあるか蠟山昌一
  • 米国に見る高コスト・多様化教育竹中平蔵
  • 体験を語りつぎ〝考える力〟を櫻井よしこ

【特集 地方を見る、日本を知る】

  • 文化は〝思い〟があってこそ――北海道・「網走監獄」と「優佳良織」の志日下公人
  • 森なしには生きられない――愛媛県内子町・里山の復活奥本大三郎
  • 動きはじめた「本の学校」――米子・今井書店百二十年の歴史津野海太郎
  • おもしろ、おかしく、命がけ――湯布院・中谷健太郎の冒険森まゆみ

【独立論文】

  • 「セサミ・ストリート」を創った女性――ジョーン・G・クーニーの足跡樋口祐子
  • 「第一回印象派展」再考吉川節子

【戦後50年特別企画】

  • わが「戦時少年」日記(抄)佐々淳行

  • 眠る佐々木幹郎+
    大西成明
  • 三好達治『故郷の花』林 望
  • 肉眼で見た小星座野口悠紀雄
  • 魔法の食卓木村治美
  • 生きがい齋藤茂太
  • イチロー ――足し算の世界山際淳司
  • オウム真理教と戦後社会井尻千男
  • オウム幼年期の始まり大岡 玲
  • 捧げ銃木下直之
  • 「日本病」症候群P・チチワタナポン
  • ガンダルヴァ小沢章友
  • 無信仰な日本人佐藤亜紀
  • サリンの陰に伊東順二
  • 自由の限界加藤秀治郎
  • 復興第一という原理主義河内厚郎
  • イスラム原理主義――新たなイデオロギーの挑戦竹田いさみ
  • 日独伊三国同盟――日本海軍はなぜ賛成したか半藤一利
  • この土地から宇宙との対話を蔡國強+
    今橋映子
  • 足と目を唯一の武器に――長浜功『彷徨のまなざし』佐野眞一
  • われこそは――谷本陽蔵『中国茶の魅力』荒川洋治
  • 無精者を元気づける二冊――李志綏『毛沢東の私生活』、水谷彰良『ロッシーニと料理』中村紘子
  • 崩壊のプロセス――スコット・フィッツジェラルド『夜はやさし』司城志朗
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