ロシア民族主義者、ベネズエラとウクライナを比較
プーチン氏と中国の習近平主席にとって、米国が西半球に集中し深入りして身動きが取れないとすれば、ロシアがウクライナ、中国が台湾に重点的に取り組む上で好都合なように思われる。
しかし一部のロシア民族主義者はシリアでのアサド前大統領の失脚に続きあまりの短期間で同盟国を喪失したと批判し、米国の迅速な軍事作戦をロシアのウクライナでの遅い進展と比較した。
ロシア最大の石油企業ロスネフチは2020年、ベネズエラの事業を終了し関連資産をロシア政府が所有する企業に売却した。
収監中のロシア民族主義者イーゴリ・ギルキン氏は、米国はベネズエラで、潜在的な脅威に直面した際に大国がどう行動すべきかを示したと述べ、今回の作戦を、中国への石油供給を断つ狙いの一環だと位置づけた。
「わが国のイメージはまた打撃を受けた。ロシアの支援を期待した国がまた支援を得られなかったのだ」
「ウクライナという血まみれの泥沼に首までどっぷり浸かってしまった我が国は、他のことに関わるのは事実上不可能だ。ましてや米国のすぐ隣にある西半球でベネズエラを助けることなどできない」
[ロイター]

Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます