米国側の主張
米当局によると米司法省は、マドゥロ氏の身柄を拘束するため、軍の支援を要請した。マドゥロ氏はニューヨークの連邦大陪審により、テロや麻薬、武器に関連する罪で、妻と息子、2人の政治指導者、国際的なギャング組織の指導者とされる人物とともに起訴されている。
ボンディ司法長官はソーシャルメディアに「(マドゥロ夫妻らは)近く、米国の法廷で、米国の正義の怒りに直面することになる」と投稿した。
トランプ氏は会見でベネズエラが米国の石油権益を盗んだと主張し、米国はそうした権利を取り戻すほか、当面はベネズエラを「運営する」と述べた。ただ、運営に関する具体的な内容には触れていない。
国際法の専門家らは、トランプ政権が作戦について、標的を絞った法執行任務であると同時に、米国によるベネズエラの長期的支配の前兆にもなり得ると主張したことで、法的争点に混乱をもたらしていると指摘する。
「法執行活動だったと言いながら、その後一転してベネズエラを支配する必要がある、などと言うことはできない」とノースイースタン大学で憲法を専門とするジェレミー・ポール教授は言う。「全く筋が通らない」
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