米有力専門誌「コンシューマー・リポート」が19日発表した自動車ブランド信頼度調査で、電気自動車(EV)メーカーのテスラは総合ランキングを前回から2ランク落とし、26ブランド中25位となった。1月に生産を開始したSUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」の品質に消費者から厳しい評価が下されたことが影響した。

モデルYのオーナーからは、車体パネルがうまくはめ込まれておらず、修理が必要とされたことや、塗装の不具合などに苦情が寄せられた。

コンシューマー・リポートの自動車検査担当シニアディレクター、ジェイク・フィッシャー氏は、モデルYの問題がなければ、テスラの総合ランキングがもう2つか3つ上だったと指摘。新車の信頼度に疑問が出てくるのはよくあることだが、モデルYの場合、塗装やパネルなどごく初期段階で対処しているはずの基本的な問題が出てきたことに驚きを隠せないし、失望を感じると述べた。

テスラの高級セダン「モデルS」とSUVの「モデルX」はいずれも「平均以下」の評価で、モデルSは「推奨」評価も失った。量産型の「モデル3」は「平均」と「推奨」をともに維持した。

総合ランキングは、マツダ<7261.T>がトヨタ<7203.T>とトヨタの高級車ブランド「レクサス」を抜いて初めて首位に立った。最下位はフォードの高級車ブランド「リンカーン」だった。

[ロイター]
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