[台北 1日 ロイター] - 台湾最大野党、国民党の鄭麗文主席(党首)は1日、今月訪米する際にトランプ米大統領と会談することに「非常に前向き」だと述べた。
鄭氏は4月に中国を訪問し習近平国家主席と会談したのに続き、1日から2週間の予定で訪米の途に就く。
台北で記者団に対し、1979年の台湾と米国の断交以降、台湾の指導者が現職の米大統領と会談したことはないと指摘した。ただし、自身の公式な立場は国民党主席のみだとも述べた。
トランプ氏と会談するかどうかを問われ、鄭氏は「もちろん非常に前向きだ」と答えた。「平和に資することなら何でもするし、平和に資する人なら誰とでも会う。最も重要な意思決定者であり指導者である米国大統領ならなおさらだ」と語った。
鄭氏はトランプ氏と習氏が先月、北京で会談したのを受け、米中関係がより良い方向に進んでいることを歓迎すると述べた。
今回の訪米にはワシントン滞在も含まれ、米政府高官や議員らと会談する予定だが、機密性を理由に具体的な会談相手を明らかにすることは避けた。
鄭氏は、台湾の防衛を巡る強靭(きょうじん)性は軍事装備の強化だけによるのではなく、「軍事衝突や戦争のあらゆる可能性を徹底的に排除する」ための中国との対話も必要だと指摘した。