イタリアは4月26日(月曜日)からほぼ全土が再開する。赤、黄、オレンジのゾーンの地域マップ。
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 24, 2021
ISS(イタリア国立衛生研究所):「規則に従い続けてください。」新規陽性患者の平均年齢は43歳に低下している。https://t.co/MgQIuhEW81
来週の月曜日にはリスクが未知数ながら、イタリアは再開する。
ドラギ首相が記者会見で
「国の再開(スタート)を延期したいと思う人がいるのも承知です。しかし、イタリア人の心理的および社会経済的状況は"合理的なリスク"への選択につながりました。」
と、述べた。
22日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から措置を規定した緊急政令第52号を出した。緊急政令に別途の規定がある場合を除き、3月2日首相令の適用を7月31日まで延長。
在イタリア日本国大使館より 2021年4月22日緊急政令第52号(抄訳)
イタリア、主要都市は来週からイエローに緩和されて色々なことが再開する。しかし、イタリアは、毎日1万4700人以上の新規症例を出し、350人前後が亡くなっている。死者数は悲しいことに高いままである。
Our World in Dataからデータ(4月24日更新)によるとワクチン接種を完了したはイタリアの人口のわずか8.34%である。
ローマのサピエンツァ大学の統計力学のジョルジョ・パリシ教授によると77歳以上のすべての人が予防接種を受けた場合、「1日300人の死亡者数が1日100人に自動的に減少移行する」という。
現在イタリア全土でコロナウイルス感染症に苦しみ、重症化して入院している患者は21,440人いる。集中治療で蘇生中の人は約3,000人。
【レッドゾーン】(26日から15日間)サルデーニャ州
【オレンジゾーン】(26日から15日間)バジリカータ州、カラブリア州、プーリア州、シチリア州、ヴァッレ・ダオスタ州
【イエローゾーン】(26日以降)アブルッツォ州、カンパニア州、エミリア=ロマーニャ州、フリウリ=ベネチア・ジュリア州、ラツィオ州、リグーリア州、ロンバルディア州、マルケ州、モリーゼ州、ピエモンテ州、トスカーナ州、ウンブリア州、ベネト州、トレント自治県、ボルツァーノ自治県
| イタリアのCOVIDワクチン接種状況
80歳以上の人の81.21%、70-79歳の人の45.19%が少なくとも1回のワクチン接種を受けた。
80歳以上の人が2回目のワクチン接種を終えたのは53.82%。一方、RSA(高齢者介護施設)入居者の94.93%は少なくとも1回の投与を受けている。
基準週(4月16日〜22日)の間に、投与数は16,829,814回に達し、前の週と比較して+2,569,979をマークしている。
4月23日には17,095,530回と、1700万のしきい値を超えた。供給に関しては、提供されたワクチンの数は2,000万に近く、19,888,040に達し、7日前と比較して+2,736,450の投与量の変動があった。
行政と物資の増加と並行して、ワクチン接種ポイントの数も増加してきた。今は、2276から2360(+84)になった。4月27日から5月5日までの短期間に、イタリアでは500万回以上のワクチン接種が見込まれているという。1日あたりの平均投与量が全国レベルで335,000回であり、1日あたりのワクチンのピークが384,000回。
政府は4月末までに1日あたり500,000回に達することを目標としている。
イングランドはワクチンのおかげで症候性感染が90%減少し、パンデミックからの脱却を宣言した。
イタリアもそれに続く。月曜日には、15の自治州がイエローゾーンに緩和となり多くの活動が再開される。0.81の全国Rtインデックス(0.77と0.89の間の振動)で伝染曲線の数値はそれほど速く下がっているというわけでもなく、曲線に対処しなければならないにもかかわらず再開するという。ロックダウンを解除して再開するのはまだ早すぎるという一部科学者の意見もある。高等衛生研究所の学長は「段階的な慎重さが基本となる」と、警告している。
ロベルトスペランツァ保健相は昨日、新しい条例に署名した。
【イエローゾーン】
制御室(週単位で数値を分析する機関)からのデータによると、イタリアは明後日はほぼ完全に黄色で表示されているという。
約5000万人のイタリア人がレストランのテーブル、バー(ただし屋外のみ)、そして映画館と劇場の椅子に戻ることができる。夜間外出禁止令は常に22時であることは変わらない。
22時を過ぎて外出しなければいけない場合は、その正当な理由を示す必要がある。
【オレンジゾーン】に緩和されたのは、プーリアでとヴァッレダオスタ、またバジリカータ、カラブリア、シチリアが追加された。
イタリア南部では、その数はまだ多すぎて対策を和らげることができない、厳しい規制がかかったままである。
【レッドゾーン】はサルデーニャのみ
3週連続で、サルデーニャだけがレッドゾーンのままで、昨年3月の「ホワイトゾーン」期間の解釈が非常に安直だったためだと言われている。島には厳しい禁止事項が残ることとなった。
サルデーニャ島が伝染曲線1.54Rtでイタリアで最も高くレッドゾーンへ降格、島に深刻な打撃。2月末はイタリアで唯一のホワイトゾーン地域だった、次にオレンジに切り替わり、現在はレッド降格。人々の誤った行動が原因。https://t.co/184mxX9vVm
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 9, 2021
モニタリング制御室からのデータは4月12日から18日までの期間を参照しており、ロックダウンだった閉鎖時期の影響を受けてのデータであるので、ゆっくりとした降下を見せている。さらに改善するだろうという可能性があるという。
最新のデータでは、新規症例数と入院数の緩やかな減少も確認されている。しかし、新規の発生率は依然として高く、住民10万人あたり50人という目標数値からはほど遠いため、実は「全体像はとしては依然として非常に困難なレベルにある」という。
状況がしっかり安定しているわけではない。再開しても良いという十分な数値ではない点もイタリア国民は念頭に入れておかなければならないだろう。
来週は再開されると人々の動きが活発になり、これまでの努力が水の泡となりかねない。
=====
| イタリアで特に多く見られる変異株について
「かなり大きな伝染性を特徴とするウイルス変異体が現在流行している。流行の管理において、この変異株の循環には段階性があって持続し続けるので特別な注意が必要である。」とモニタリング制御室の技術者は言う。
現在イタリアでの流行例80%以上が英国変異株によるものである。
Rtインデックスが1より大きい、つまり特に感染が拡大している3つの地域:バジリカータ(1.24)、カラブリア(1.03)、シチリア(1.12)では、感染力の高い英国変異株に陽性の人が複数いるためで、曲線が上昇し続けることを意味しているという。
| 病院の状況
警戒のもう1つの要素であるのは、病院の病床の占有率だ。12の地域で30%の臨界しきい値を超えたままである。
集中治療は依然として過負荷で35%であるが、入院患者は減少している。
医療分野は40%の臨界しきい値を超えてはいけない。重症患者数が病床数を上回る状態が続くと医療崩壊を招く。
コロナではなく他の病気を抱えた人が手術を受けたりがん治療やスクリーニングを受けたりする患者や一般診療のためのスペースを確保することは不可欠である。
感染者のうち亡くなった人の割合を指す致死率に関しては、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によるとイタリアは3%で欧州一、ヨーロッパでワースト1である。世界全体の致死率は2.1%になっている。
人口100万人あたりの死者数では(4月23日現在)1963.2人で世界ワースト1位
国・地域別に見るとメキシコが9.2%と高い。日本は1.8%となっている。
※各国の検査方法が違うため、分母にあたる感染者数がまちまちになり、実際の所完全に数値とその割合が正確であるとはいえない。
| 感染者の平均年齢
イタリアでのコロナ陽性症例の平均年齢は43歳になった。
高齢者は予防接種を受けた人が多く、2回目の接種も最後の週であるので、平均年齢が大幅に下がった。最初のコロナウイルスで入院した人の平均年齢は67歳だった。
回復して退院した人も多くいるが、死亡者数は依然、高すぎるままであり、保健省の予防責任者であるジョバンニ・レッツァは「ロックダウンが解除され再開する意味をすべて自由になったと解釈してはいけない。再開によって新たな新規感染者が増加するであろうリスクは常に伴う。」と懸念を隠していない。
| 推奨事項
毎週のデータレポートには、「屋外では常にマスクを着用し、外出時に人々と接触するたびに、ソーシャルディスタンスを遵守し続けることが不可欠です。」という推奨事項が含まれている。
また、保健当局が検疫期間、自己隔離時に推奨する措置を含めて、が想起されている。
これまで通り、義務や規則がかかっているものに関しては粛々と守り、各々で責任ある行動をとってお互いが尊重されなければならないこと、そして感染拡大を皆で防ごうという共通意識と協調が必要であるのではないだろうか。
こんなにもイタリアで拡大したのは、結局それらが完全に欠けていた事が決定的な要因であると思う。
措置の緩和と再開に関する漸進性があり、常に注意が必要である。
週末のショッピングセンターは再開することはない。公式官報の発表Aperture法令最終テキストでも、ショッピングセンター、ショッピングパーク、および同様の構造物の週末再開や5月15日以降の完全再開も見送る形になった。再開させる草案がなくなり閉鎖延長。https://t.co/9dXAHh1Woz
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 24, 2021
私の在住しているミラノ北部には、娯楽施設が無い。子どもはもちろんのこと、大人も楽しめるような場所が日本に比べて圧倒的に少ない。
アミューズメントスポットもなければ、ディズニーなどの大型エンタメ施設もなければ、体験学習ができる学びの施設もなければ、公営ギャンブル競技場もなければ、海もない。
週末の休みになると大人が出かけるところは限られている。なので、ショッピングセンターかホームセンターかIKEAなどに集結している。
あくまでも個人の主観ではあるが、体感では町の人口の半分はIKEAにいるんじゃないかと思うくらい人が多く、かなりの蜜を作っている。これを再開するとなると感染者は爆発的に増えることは必至である。
開けない方が賢明であることは、皆がわかっているし理解できるだろうと思う。
夏のバカンスは伊国内を推奨されている。
国内でも危険にさらされている地域(赤とオレンジ)に向かって移動するためのパスまたは「グリーン認証」が必要。その人がコロナワクチン接種、治癒、または抗原性を実行したことを証明するか48時間前にした陰性証明。2歳未満の子供を除くすべての人に義務付けた。
夏の観光バカンスシーズンにむけてEU加盟国の領土内を移動できるシステム、欧州グリーンパスを正式にリリースすると発表。ワクチン接種、治癒または陰性である必要がある。グリーンパスは6月1日までに準備が整い7月にフル稼働。国境の開放と観光シーズンの再開を迅速にする。https://t.co/CPpBq9Mijf
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 18, 2021
最新の法令には、ビーチを閉鎖する法律がないため、ビーチの再開の日付は含まれていない。簡単に言えば、ビーチは開いている。オペレーターはプラントをアクティブ化できる。公式に観光大臣のマッシモ・ガラヴァグリアは2021年の観光客入浴シーズンを開始した。https://t.co/Xp6xap0CHw
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 24, 2021
2021年も地域の入浴および衛生条例が適用される。
イタリアの入浴組合(同胞)のアントニオ・カパッキオーネ会長が株主に送付した通達は、基本的に昨年のルールとなることを確認「入浴施設に関しては、再開に関する法令は地域の規定に言及している(昨年の入浴および健康条例)」
2020年の規則とは、傘ごとに10平方メートル、サンベッド間の距離は1メートル、ビーチ用品(サンラウンジャー、デッキチェア)の間で、傘の場所に配置されていない場合は、少なくとも1メートルの距離を保証する必要がある。 pic.twitter.com/vmK6hJdz9e
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 24, 2021