ベトナムの新型コロナウイルス拡大の現状

ベトナムの新型コロナウイルス(ベトナム人は第1波の時はCorona,第2波からはcovitと呼んでいます)は、2020年1月23日から始まった第1波で感染者288名・死者0名で抑えて終了。

社会隔離中は筆者も外出するのは週に1回スーパーへ買物に行く時だけだった。

その対応の早さに世界から高評価を得ながら、4月23日に社会隔離が緩和され飲食店の営業は再開されて、マスクを使わない日常が続いていました。

その間は映画館やレストランへ行き自由な行動を味わえた。

しかし7月25日にcovit第2波がベトナム中部の観光地ダナンから感染拡大が広がってしまい、感染者0名が続いた日々は99日間でストップ。

その後は南部ホーチミンと北部のハノイ、ハイフォンにも感染が広がり、9月2日現在の感染者総数は1044名、死者34名です。


ビフォーコロナは賑やかだったハノイの日本人街「リンラン通り」と「キンマ通り」

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2020年7月27日21時頃のリンラン通り。人通りがほとんどない。カラオケの呼び込みの女性が、「いらっしゃいませー!」と大きな声を出している。撮影:ヨシヒロミウラ

私は2017年8月から2020年8月までハノイの日本人街「リンラン通り」に住んでいました。

ハノイの日本人街は「リンラン通り」と「キンマ通り」がある。この2つの通りはハノイの中心にあり、在ベトナム日本国大使館から共に650mほどで互いに近く、日本語が話せるベトナム人が働く日本人向けの和食レストランや居酒屋・焼き肉店・ラーメン店・バー・カラオケ・マッサージ店など多く立ち並び、夜には明るいネオンや提灯が輝いています。

covitの感染拡大が始まるまでハノイに駐在中の日本人や出張者・旅行者達が飲み歩きとても賑やかだったこの通りが、1月29日、旧正月が終わっても4月23日の社会隔離が緩和の日まで、人通りが見られませんでした。

さらに社会隔離が緩和された4月23日以降も、店の営業は許可されましたが、多くの日本人がすでに帰国しているし、社会隔離の緩和中は外国との人の出入りは規制され出張者が簡単にベトナムに入国出来ないため、日本人向けの和食レストランの客数はガクッと減っている状況です。

そして7月22日からは飲食店は1m間隔を客同士の距離を保つようにと指示が出ています。

日本向けのレストランでもベトナム人が経営している店がほとんどですが、日本人街だと日本人が経営している店が多く、同じ日本人としては応援したい。しかし店内が密なら、そのレストランで食べたかったとしても、covit拡大を避けるためにビフォーコロナの時のように食べに行くわけにもいけない。

だからスーパーへ行って食材や惣菜などを買い自宅で食事を作る、または内食をする人が多いでしょう。私もそうです。

そんな中、2020年は日本人向けスーパーの出店が盛んで助かっている。

コロナが追い風!? ハノイで日系スーパーの出店が増えている

コロナ禍でスーパーの売り上げが伸びていると日本のニュースでは目にするが、ベトナムのニュースを読んでいると、やはりベトナムでも伸びているとの事。

日系スーパーの出店に関してはコロナが追い風になっているのか?

2020年8月にはハノイの2つ日系スーパーが相次いで2号店を出店した。

「スーパー富分」と「Fuji Mart」だ。

スーパー富分 1号店と2号店

tomibunmart_1.jpg撮影:ヨシヒロミウラ

スーパー富分 キンマ通り店 ベトナム1号店。 全日食チェーンのキャラクター「全ちゃん」の姿をベトナムで見れるとは!

tomibunmart_2.jpgスーパー富分 Xuân Diệu店 撮影:ヨシヒロミウラ

tomibunmart_4.jpgスーパー富分 Xuân Diệu店 のレジは5レーン。 撮影:ヨシヒロミウラ

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スーパー富分 Xuân Diệu店 が入っているマンション D'. Le Roi Soleil 。撮影:ヨシヒロミウラ

スーパー富分は2018年にハノイの日本人街キンマ通りに出店した千葉県に本店があるスーパーマーケットだ。キンマ通り店は日本人がメインターゲットとなるスーパーです。

そのスーパー富分が2号店を出店したエリアは、日本人も多く住んではいるが、欧米人が中心のエリア。ショッピングモールが入っているマンションの地下1階にあり、駐車場が直結でとても便利です。

Fuji Mart 1号店と2号店

fujimart_3.jpgFuji Mart1号店。142 đường Lê Duẩnにあります。マンションの1・2階部分に入っている。同じアパートにはホンダのバイクディーラーも入ってます。撮影:ヨシヒロミウラ

fujimart_1.jpgFUJI MART2号店は、36 Hoàng Cầuにあります。撮影:ヨシヒロミウラ

fujimart_4.jpg撮影:ヨシヒロミウラ

Fujimart
は住友商事がベトナムのコングロマリットであるBRGグループと共同で経営するスーパーマーケット。日本式の店舗管理やサービス等を取り入れている。ドゥンレーズアン(Đường Lê Duẩn)というあまり日本人が住んでいないエリアに1号店を出店。


またフジマートが2号店を出店したエリアも日本人だけのエリアじゃなく、ビジネス街でメインターゲットはベトナム人でしょう。

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日系スーパーの挑戦は成功するか?

両スーパーとも日本人以外をもターゲットとしているところが挑戦的でワクワクします!

日系スーパーが増えると日本式の丁寧な販売方法に慣れるベトナム人が増えベトナムの接客レベルが良くなるし、日本人には住みやすい街となり、ハノイの日本人人口がさらに増えるでしょう。

日系スーパーの今後の発展に期待しているし、日本人としては成功して欲しいと願っている。

スーパー富分 / 公式Facebookページ
Fuji Mart / ウェブサイト

その他にも日系・日本人向けスーパーが充実しているハノイ

その他にもハノイには見逃せない個性的な日系スーパー・ベトナム人オーナーの日本人向けスーパーが多くあります。

ハノイが日本人にとって住みやすい街の理由の一つです。

アクルヒ スーパーマーケット

Akuruhi_1.jpgAkuruhi Hanoi店  撮影:ヨシヒロミウラ

ベトナムNo.1の日本食・日本製品専門輸入卸売会社。スーパーマーケットも運営し、ホーチミン市やダナン市では日本食レストランと日本焼肉店も経営している。

日本食を作るのに必要な食材ならアクルヒが一番揃っています。レストランやホテル、スーパーマーケットへの卸売が中心だが、小売もしている。

ここに行けば、日本製の食材が揃います。ホーチミン市に本社があるベトナム企業です。

品質の良い商品を多く扱っていて、ホーチミン・ダナン・ハノイと広く展開。カンボジア支店もあります。

1998年創業の日本食スーパーの草分け的存在です。

Akuruhi /ウェブサイト

ハノイ商店

HanoiShouten_1.jpg撮影:ヨシヒロミウラ 

日本人女性オーナーの視点で選んだ、ここでしか買えない食品や新鮮な野菜・ベトナムのお土産が魅力。良い商品を扱っているセレクトショップです。「HANOI SHOUTEN」の暖簾が素敵です。

ハノイ商店 / ウェブサイト

ケインショク業務スーパー

keinshoku_gyoumu_2.jpg撮影:ヨシヒロミウラ

日本の業務スーパーと提携してるチェーン店。

ハノイに3店舗展開中で日本の業務スーパーのように多く業務用の冷凍食品など他店より安く買えるものもあります。

ケインショク業務スーパー / ウェブサイト

イオン

aeon_1.jpg撮影:ヨシヒロミウラ 

2020
年の時点でベトナムではすでに7店舗展開しているイオン。

ハノイでは2店舗あり、3店舗目のオープンも予定しています。

多くのベトナム人が日本と同じように週末家族で娯楽を兼ねたショッピングを楽しんでいます。

イオン ベトナム

▪️本記事の執筆者・ヨシヒロミウラは、
ベトナムおよび東南アジアを軸に、社会・経済・文化の変化についての考察を
個人サイト yoshihiromiura.comにて継続的に発信しています。