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ニューズウィーク日本版『日本映画』に関する記事一覧

        
男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義
現代ニホン主義の精神史的状況 藤崎剛人

男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義

<個の力をアピールして高揚させるが、しょせんは敗戦国の敗者復活戦に過ぎない> *若干のネタバレあり...

2023.11.30
        
社会批評も風刺もないけれど、映画『アフタースクール』を甘くみたらダマされる
私的映画論 森達也

社会批評も風刺もないけれど、映画『アフタースクール』を甘くみたらダマされる

<いい意味で、軽快。伏線回収も見事。脚本まで手掛ける内田けんじ監督の「決意」が見える。「軽い映画だか...

2023.04.19
        
老人自ら死を選択する映画『PLAN 75』で考えたこと
私的映画論 森達也

老人自ら死を選択する映画『PLAN 75』で考えたこと

<舞台は75歳以上で自ら死を選択できる制度が施行された近未来の日本。「自ら選択」と言うけれど──> ...

2023.03.20
二宮和也×監督対談『ラーゲリより愛を込めて』 瀬々敬久「二宮くんからお願いされたこと」
映画

二宮和也×監督対談『ラーゲリより愛を込めて』 瀬々敬久「二宮くんからお願いされたこと」

<話題作の今日的意義から演出・演技論、撮影の裏話まで、主演俳優・二宮和也と瀬々敬久監督が舞台裏を語り...

2022.12.14
        
「中の人」の視点で終わった『東京2020オリンピック SIDE:B』
現代ニホン主義の精神史的状況 藤崎剛人

「中の人」の視点で終わった『東京2020オリンピック SIDE:B』

<選手たちの多様性を繊細に描いた『SIDE:A』は嬉しい驚きだったが、『SIDE:B』 では五輪反対...

2022.06.27
        
「あの」河瀬直美監督とは思えない繊細さでマイノリティ選手にスポットライトを当てていた東京五輪『SIDE:A』、よけい注目の『SIDE:B』
現代ニホン主義の精神史的状況 藤崎剛人

「あの」河瀬直美監督とは思えない繊細さでマイノリティ選手にスポットライトを当てていた東京五輪『SIDE:A』、よけい注目の『SIDE:B』

<不本意ながら、よい作品だった。もしこのような作品を撮るつもりだったのであれば、オリンピックに反対す...

2022.06.23
        
ウルトラマンがウクライナ侵攻の時代に甦ることになった意味
現代ニホン主義の精神史的状況 藤崎剛人

ウルトラマンがウクライナ侵攻の時代に甦ることになった意味

<3.11を踏まえて原作を震災ナショナリズムの物語に書き換えた『シン・ゴジラ』と違い、『シン・ウルト...

2022.06.15
『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史
ウルトラマン

『シン・ウルトラマン』の55年以上前から「ウルトラマン」は社会問題を描いていた──「特撮」から見る戦後史

<若い肉体を求める誘拐犯から、避難民のエイリアン、化学物質を過剰摂取した猿まで――。環境問題や東西冷...

2022.05.18
        
『シン・ウルトラマン』を見て的中した不安
猫系作家の時事評論 古谷経衡

『シン・ウルトラマン』を見て的中した不安

<ウルトラマンのファンとしては感動ものだが、筆者は、『シン・ゴジラ』のように何度も何度も絶叫しながら...

2022.05.18
        
クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない
私的映画論 森達也

クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない

<ひとことで言えば「重喜劇」──高潔なのに卑小、賢いのにバカな主人公は人生にもがきながらどんどん堕(...

2022.03.25

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