最新記事
ウクライナ戦争

ロシアの戦車不足いよいよ深刻...「独ソ戦」時代のT-34戦車まで「出撃準備」映像が拡散中

WWII-Era T-34 Spotted in Russia Amid Tank Losses in Ukraine War

2025年2月16日(日)19時05分
ブレンダン・コール
ロシアの戦車不足が深刻化

スモレンスクに展示されているT-34のモニュメント shushonok/Shutterstock

<いよいよ第二次大戦でソ連軍の主力戦車だったT-34までウクライナ戦争に投入か。SNSで出回る映像に「ネットのミームが現実になった」と驚きの声>

ロシアがウクライナ侵攻によって失った戦車が1万両に達したと、ウクライナ国防省が発表した。ロシア軍の戦車不足は以前から指摘されており、冷戦期に活躍したT-54やT55が戦場に引っ張り出されて世界に驚きを与えていたが、SNSではいよいよ第二次大戦でソ連軍の主力戦車だったT-34まで配備準備に入っているとの「証拠映像」が拡散されている。

■【動画】戦車不足ロシア、ついに80年前の主力戦車を出撃準備の「証拠映像」拡散...「現代兵器にどう対抗するのか」

同省は2月10日、ロシアが過去24時間で戦車を9両失ったと明らかにした。ウクライナ戦争が始まって以来、ロシアが損失した戦車の総数は初めて1万両を超えたという。

ロシアの戦車損失数を正確に把握することは困難で、ウクライナはその推定値について、「かなり概算であり、とりわけ正確であるとは言えない」との注意書きを添えている。なおウクライナが発表したこの損失数について、本誌は独自に確認できていない。

2月10日時点で、映像を証拠としてロシアの兵器の損失を調査しているサイト「Oryx」は、同国が損失した戦車は3740両としている。このうち、2672両が破壊され、157両が損傷し、377両が放棄され、534両が鹵獲されたという。Oryxは、必要な証拠を考慮すれば、破壊された戦車の数は「これよりも大幅に多い」としている。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ブロックチェーン活用した中銀マネーの決済、内部で実

ビジネス

そごう・西武、親会社ファンドの劉氏が社長就任へ 中

ワールド

アマゾンDC部門、ジョージ・ワシントン大のバージニ

ワールド

トランプ氏、イラン作戦の正当性主張 目的・期間は依
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 5
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 8
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中