日本生まれで無類の猫好き、米政界にパイプ。台湾副総統の蕭美琴はこんな人
HSIAO MEI-CH’IN

アメリカ政界との人脈が「太すぎる」とも言われる蕭美琴(シアオ・メイチン)台湾副総統 CARLOS GARCIA RAWLINSーREUTERS
<アメリカで高等教育を受け、事実上の駐米大使に就任した際は猫4匹を連れて渡米した。安全保障をアメリカに依存する台湾のナンバー2。その外交手腕は?>
父は台湾人、母はアメリカ人。神戸で生まれ、台南で育った蕭美琴(シアオ・メイチン、53)はアメリカで高校に通い、高等教育を受け、台湾の行政府と地方政治でキャリアを積んできた。
こうした経歴と気さくな性格ゆえ、彼女は気難しい民進党の守旧派と若い世代を、そして台湾と友好国をつなぐ自然な架け橋となっている。
猫好きとして有名で、2020年には台湾の事実上の大使として猫4匹を連れて渡米。フェイスブックでは自らを「台湾戦猫(台湾の猫戦士)」と称し、中国の攻撃的な「戦狼」外交官と対比させている。
アメリカでは超党派の中国政策サークルで称賛されるほどの活躍をしたが、23年に台湾に戻り、総統選に出馬した頼清徳(ライ・チントー)を補佐する副総統候補として選挙戦に勝利した。ただしアメリカ政界との人脈が太すぎることから、野党陣営に「頼清徳の情報をアメリカ政府に流すスパイ」と揶揄されたこともある。
晴れて副総統となった蕭だが、この先は本格的に外交手腕が試されることになる。台湾は安全保障面でアメリカに大きく依存しているが、次期大統領のドナルド・トランプと折り合いをつけるのは容易でない。
首相就任前の石破茂が24年夏に議員団を率いて訪台し、蕭と会談するなど、ある程度まで日本の政治家との接点もある。
しかし蕭が訪日する機会はなさそうだ。出生地の神戸を私的に訪れるだけでも日中間の外交問題に発展し、東アジアの不安定化につながりかねないからだ。
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