イスラエルはシリアが保有する最新兵器への空爆を強化し、「限定的な」地上部隊を駐留させて、アサド政権の崩壊に伴うあらゆる脅威を阻止すると表明した。

アサド政権の崩壊はシリアにおけるイランの拠点を喪失させる一方で、国際武装組織アルカイダのイスラム主義思想に根ざした反政府勢力の進撃は危機をもたらす恐れがある。

 

イスラエルのカッツ国防相は、「地対空ミサイル、防空システム、地対地ミサイル、巡航ミサイル、長距離ロケット、対艦ミサイルなど、シリア全土の戦略兵器を破壊する」と述べた。

イスラエルの高官は、シリアへの空爆は数日間続くだろうと述べた。

サール外相は記者団に、イスラエルはシリアの内政に干渉する意図はなく、自国民を守ることに専念していると表明した。「攻撃しているのは、残存する化学兵器や長距離ミサイル、ロケット弾のような戦略兵器が過激派の手に渡らないようにするためだ」と述べた。

イスラエル軍は8日、同国が占領するゴラン高原とシリア国境の非武装地帯に地上部隊を派遣したと発表した。

サール氏は部隊の駐留は極めて限定的だと述べた。「基本的にはイスラエル国境付近で、数百メートルか1─2マイルだ。安全保障上の理由によるもので、非常に限定的で一時的なものだ」と説明した。



[ロイター]
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