ウクライナ部隊、今度は南部ヘルソン州キンブルン砂州に水陸双方から攻撃 ロシア占領区域
ウクライナの特殊部隊が9日、ウクライナ南部ヘルソン州キンブルン砂州に対し水陸双方から攻撃を行い、ロシアの装甲車両6両を破壊した。提供写真。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。2022年4月撮影(2024年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS)
ウクライナの特殊部隊が9日、ウクライナ南部ヘルソン州キンブルン砂州に対し水陸双方から攻撃を行い、ロシアの装甲車両6両を破壊した。ウクライナ軍情報機関が明らかにした。
ロシア軍は2022年2月の侵攻開始後すぐ、黒海に突き出したウクライナ南部ミコライウ地域のキンブルン砂州を占領した。
ウクライナがミコライウとヘルソンの港を再開できず、黒海の海上輸送路を経由した輸出が行えない理由の一つは、ロシアが軍事的に有利なこの岬を占領していることとされる。
ウクライナ軍情報局は声明で「ロシア軍が占領していたキンブルン砂州への攻撃の結果、敵の装甲車両6両が破壊され、30人余りの侵入者が排除された」と述べた。
一方、インタファクス通信によると、ロシア国防省は、ウクライナ軍の攻撃を撃退したと発表。この作戦でウクライナ軍は16人の「破壊工作員」を失ったと発表した。
アマゾンに飛びます
2025年12月30日/2026年1月6号(12月23日発売)は「ISSUES 2026」特集。トランプの黄昏/中国AIに限界/米なきアジア安全保障/核使用の現実味/米ドルの賞味期限/WHO’S NEXT…2026年の世界を読む恒例の人気特集です
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





