炎で夜空が赤く染まる映像...ウクライナ無人機がロシア最大級の製鉄所を爆撃か
Explosions Rock Massive Russian Steel Plant After Drone Attack
ウクライナのドローンによるとみられる攻撃は、国境からかなり奥深くまで入ったところにあるロシア国内の重要インフラを標的にしており、石油精製所もその対象になっている。
今月はじめには、ウクライナとの国境からおよそ200マイル(約322キロメートル)離れた南西部ヴォルゴグラードにある、ロシア石油会社ルクオイルの石油精製所で火災が発生した。その直前の1月24日には、ロシア南部連邦管区にあるロシア石油大手の石油精製所がドローン攻撃を受けたばかりだ。
先月31日には、サンクトペテルブルクにあるネフスキー・マズト製油所でも、ドローン攻撃を受けて爆発が起きた。このドローンは、ロシアの地対空ミサイル・システム「S-400」が命中した後もさらに20マイルを飛行し、標的を攻撃した。
対するロシアも今月23日から24日にかけての夜間、ウクライナ南部諸州に向けて、イラン製攻撃ドローン「シャヘド131」と「シャヘド136」を発射。少なくとも12機がミコライウ州、キロヴォフラード州、オデーサ州上空で撃墜された。
ロシア軍は23日にもウクライナ北東部のスーミ州を28回攻撃し、標的となった5つのコミュニティでは爆発が148回以上起きたと地元当局が明らかにしている。
(翻訳:ガリレオ)
アマゾンに飛びます
2025年12月16日号(12月9日発売)は「ジョン・レノン暗殺の真実」特集。衝撃の事件から45年、暗殺犯が日本人ジャーナリストに語った「真相」 文・青木冨貴子
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら





