最新記事
外交

中国・習近平、シリア再興支援を首脳会談で表明 軍事分野を含む戦略的パートナーシップに関係格上げ

2023年9月23日(土)11時13分
ロイター
中国の習近平国家主席とシリアのアサド大統領の首脳会談

中国の習近平国家主席は22日、同国を訪問中のシリアのアサド大統領と会談し、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げする方針を示した。首脳会談で、提供写真。(2023年 ロイター/SANA)

中国の習近平国家主席は22日、同国を訪問中のシリアのアサド大統領と会談し、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げする方針を示した。また西側諸国に対しシリアへの制裁解除を呼びかけた。

今回の会談により、アサド大統領の国際舞台復帰が後押しされ、既にイランやサウジアラビアで進めている中東での中国の戦略的利益の促進も可能となる。

中国国営メディアによると習主席は「外国の干渉や一方的ないじめに対抗するシリアを中国は支持する」と指摘。

その上で「不安定で不確実な国際環境下で、中国は友好的な協力と国際的公正・正義のためにシリアと協力し続ける意向だ」と述べた。

シリア再興も支援するという。

中国外交で「戦略的パートナーシップ」とは、軍事分野を含む地域・国際問題での緊密な連携を意味する。「包括的戦略パートナーシップ」の1段階下の関係となる。

また、中国国営メディアが公表した会談内容によると「中国はシリアの内政に対する外部勢力による干渉に反対し、全ての関係国に対しシリアに対する違法な一方的制裁を解除するよう求める」とした。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

「メード・イン・ヨーロッパ」戦略で産業振興、欧州副

ワールド

金・銀価格が続落、CMEの証拠金引き上げで売り加速

ワールド

米連邦航空局長官、昨年1月の空中衝突事故巡りミス認

ワールド

イラン、対米交渉の枠組み検討 「数日内の進展期待」
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 3
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタリア建築家が生んだ次世代モビリティ「ソラリス」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 6
    中国がちらつかせる「琉球カード」の真意
  • 7
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 8
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 9
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 10
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中