最新記事
ロシア

ウクライナ側からの越境攻撃を撃退「装甲車4台破壊、戦闘員30人死亡」=ロシア国防省

2023年6月2日(金)09時57分
ロイター
破壊された自動車と穴の空いた道路

ロシア国防省は1日、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州に侵入してきた「親ウクライナ派武装勢力」を撃退したと発表した。提供写真(2023年 ロイター/Governor of Russia's Belgorod Region Vyacheslav Gladkov via Telegram/Handout via REUTERS)

ロシア国防省は1日、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州に侵入してきた「親ウクライナ派武装勢力」を撃退したと発表した。同地域では激しい砲撃と無人機(ドローン)によるものとみられる攻撃があり、一部民間人が避難したという。

ベルゴロド州では5月22日にも、ウクライナ側から侵入したとみられる武装集団による攻撃があった。

ロシア国防省によると、この日は同州シェベキノ周辺で3回の越境攻撃を撃退した。30人以上のウクライナ側戦闘員が死亡し、4台の装甲車が破壊されたとし、ウクライナが「テロ組織」を使って民間人への攻撃を試みていると非難した。

ウクライナは越境攻撃への関与を否定。ロシアの有志の戦闘員によって行われたものとしている。

ロイターはシェベキノ周辺の軍事目標が損傷していることを示す映像を確認したが、撮影日は不明だった。

これとは別に、ベルゴロド州のグラトコフ知事は1日、メッセージングアプリ「テレグラム」に、州内で未確認の装置が爆発し2人が負傷したと投稿した。ドローンが道路に落下したとみられるという。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、ガリウムやゲルマニウムの対米輸出禁止措置を停

ワールド

米主要空港で数千便が遅延、欠航増加 政府閉鎖の影響

ビジネス

中国10月PPI下落縮小、CPI上昇に転換 デフレ

ワールド

南アG20サミット、「米政府関係者出席せず」 トラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 8
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 9
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中