最新記事
ロシア

プーチンの居場所は、愛人と暮らす森の中の「金ピカ」大邸宅...内部写真が流出(ロシア報道)

2023年3月11日(土)15時40分
ダニエル・オング
プーチンと体操選手時代のカバエワ

現役時代のカバエワと対面するプーチン(2004年3月) REUTERS/Pool AS

<プーチンの愛人とされる元体操選手のアリーナ・カバエワは、ソチにある「ロシア最大」のペントハウスも所有しているという>

ロシアのモスクワとサンクトペテルブルグの中間にあるヴァルダイ湖畔近くの森の中には、この国の大統領であるウラジーミル・プーチンの別荘がある。その内部を撮影した複数の写真から、「装飾がゴールドだらけ」であることが明らかになった。

■【写真】プーチンが愛人と暮らす「金ピカ」大邸宅と、愛人が所有するロシア最大のペントハウス

写真を見ると、暖炉の真上にはゴールドの額縁入りの鏡がかけられている。天井からは金色に輝くシャンデリアがいくつも下がっており、ダイニングルームに置かれたガラス製テーブルの周りには、全体がゴールドで覆われた椅子が並んでいる。テーブルの上にも球状のシャンデリアがあり、そこからぶら下がっている飾りもゴールドの葉っぱだ。

写真ではほかにも、長さが3階分あるシャンデリアが確認できる。ルビーや、葉っぱの形をしたゴールドで装飾されたものだ。

CNNのニュースキャスターであるエリン・バーネットは、これらの写真を取り上げた際に、こう述べた。「別荘は、プーチンの書斎から寝室まで、どこもかしこもゴールドで飾られている。『ナイトセラー(night cellar)』と呼ばれる接待用の部屋には、ゴールドで覆われた椅子もある」

この別荘で元体操選手のカバエワと暮らす

この写真は、ロシア独立系調査メディア「プロエクト」が2023年2月28日、「Iron Masks(鉄仮面)」と題して掲載した記事のなかで公開された。同記事は、プーチンがこの別荘で、アテネ五輪の新体操金メダリストで恋人のアリーナ・カバエワと暮らしていると報じている。

同メディアの編集長でジャーナリストのロマン・バダニンはカバエワについて、ロシア「最大のタブー」と呼ぶ。カバエワとプーチンの関係が、秘密のベールに包まれているからだ。

バダニンは、CNNのバーネットに対して、「プーチンは、私生活や家族、とりわけカバエワとの関係を秘密にすることにかけては異常なこだわりをもっている。おそらくカバエワは、ロシア最大のタブーと言ってもいいと思う」と語っている。「(プーチンの側近は)みな、プーチンとカバエワが家族であることを確信している。しかし、カバエワとプーチンが一緒にいるところを目にした人間は誰もいない」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、今後5年間で財政政策を強化=新華社

ワールド

インド・カシミール地方の警察署で爆発、9人死亡・2

ワールド

トランプ大統領、来週にもBBCを提訴 恣意的編集巡

ビジネス

訂正-カンザスシティー連銀総裁、12月FOMCでも
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 2
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...その正体は身近な「あの生き物」
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 5
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 6
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 7
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 8
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 9
    「腫れ上がっている」「静脈が浮き...」 プーチンの…
  • 10
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中