最新記事

アメリカ政治

トランプ、一族経営企業めぐるNY司法長官調査で証言拒否

2022年8月11日(木)11時23分
トランプ前米大統領

トランプ前米大統領は10日、一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の経営実態を巡りニューヨーク州司法長官が進めている民事調査に対する証言を拒否するとの声明を発表した。(2022年 ロイター/David 'Dee' Delgado)

トランプ前米大統領は10日、一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の経営実態を巡りニューヨーク州司法長官が進めている民事調査に対する証言を拒否するとの声明を発表した。

ニューヨーク州のジェームズ司法長官は、トランプ・オーガニゼーションが不動産価格をつり上げていなかったかなどについて調査を進めている。

トランプ氏は司法長官のオフィスを訪問し、証言を拒否。声明で「合衆国憲法の下で全ての国民に与えられている権利に基づき、質問に答えることを拒否した」と表明した。

この件についてトランプ氏の弁護士からコメントは得られていない。

ジェームズ司法長官は民主党。共和党のトランプ氏は、調査は政治的な動機に基づいていると主張している。

トランプ氏は8日、フロリダ州パームビーチにある自身の邸宅「マールアラーゴ」が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと発表。トランプ氏は声明で同家宅捜索に触れ「現政権とこの国の多くの検察は道徳的、倫理的な良識を完全に失っているため、私には選択肢がない」とした。トランプ氏は2024年の大統領選への出馬を示唆しているが、明言はしていない。

トランプ氏はジェームズ司法長官のオフィスに到着してから約6時間後に退出。その後「極めてプロフェッショナルな会合だった」とソーシャルメディアに投稿した。

ジェームズ司法長官の報道官は声明で、トランプ氏が合衆国憲法修正第5条に基づく権利を行使したことを確認。「司法長官はどこまでも追求する」とし、「調査は継続している」とした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

焦点:トランプ政権、気候変動の「人為的要因」削除 

ビジネス

アングル:機内WiFiは必需品か、マスク氏とライア

ワールド

〔情報BOX〕-次期FRB議長指名のウォーシュ氏、

ビジネス

次期FRB議長にウォーシュ氏指名、トランプ氏「利下
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 5
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中