最新記事

事件

【衝撃映像】米オハイオ州、警官が黒人男性射殺 丸腰の男に8人が約60発発射

2022年7月4日(月)13時55分
ジェイランド・ウォーカー氏を景観が銃撃したときの記録映像

ジェイランド・ウォーカー氏が銃撃されたときの記録映像 REUTERS / YouTube

米オハイオ州で先週、交通違反の取り締まりから逃走しようとした黒人男性が地元警官に射殺される事件があり、警察当局は3日、その映像を公開した。8人の警官が関与し、黒人男性の遺体には約60もの銃創があった。

警察は記者会見で複数のビデオを流し、そのうちの一つは黒人男性ジェイランド・ウォーカー氏(25)が運転する車から発砲があった様子を捉えているとした。同氏は軽微な交通違反で警官から車を止めるよう促され、車に乗ったまま逃げた。

警察に数分間追跡された後、ウォーカー氏は車を捨てて逃走。映像によると、警官の方を向いており、警官はその際に同氏が銃を所持していると考えていたという。銃は車の中から発見された。

遺族の弁護士は、ウォーカー氏が車から警官に発砲したという警察の主張に「大いに懸念がある」と述べ、同氏の死には正当性がないと強調したが、これ以上の暴力は避けたいというのが遺族の願いだとも述べた。

事件があったオハイオ州アクロンでは3日午後、全米黒人地位向上協会(NAACP)が組織した平和的なデモが行われた。人口約20万人の同市でデモ隊は数百人に上り、「黒人の命は大事(BLM)」運動の旗を振りながら行進した。

警察によると、関与した8人の警官は有給の休職扱いとなった。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

フランス産ワイン・蒸留酒輸出、貿易摩擦の影響で3年

ビジネス

丸紅の時価総額が10兆円に、27年度末目標より早期

ビジネス

英BP、第4四半期利益は予想通り 事業評価損で自社

ビジネス

オーストラリア証取CEOが5月退任へ、理由は不明
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中