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培養肉は次のパンデミックを防ぐのだろうか

2021年1月19日(火)18時00分
松岡由希子

培養肉はフードテックでとりわけ成長が見込まれている分野のひとつだ。世界全体の市場規模は2018年の7260万ドル(約75億5040万円)から年平均成長率16.7%のペースで成長し、2027年までに2億9140万ドル(約303億円)に達すると予測されている。

培養肉の開発・製造に取り組むスタートアップ企業への投資も活発だ。グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏は、2013年に世界で初めて培養肉でハンバーガーを作った蘭スタートアップ企業モサ・ミートに出資。米カリフォルニア州バークレーで人工培養肉の開発・製造に取り組むメンフィス・ミートには、ビル・ゲイツ氏やリチャード・ブランソン氏といった著名な実業家のほか、ソフトバンクも出資している。

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