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災害支援

「トランプは我々を犬扱いした」プエルトリコの怒りと証拠動画

2017年10月5日(木)14時04分
グレアム・ランクツリー

「問題は支援活動中に救えるはずの命がどれだけ失われたかだ。島の大半が今なお電力も水もない状況で、対策は非常にうまく行っているなどとよく言えたものだ」オバマ政権で外国災害支援を率いたジェレミー・コニンディクはツイッターでそう批判した。

飲料水が手に入るのは島民の45%だけ。プエルトリコのリカルド・ロセジョ知事は10月末までには島民の25%が電気を利用できるようにしたいと語る。経済損失は推定900億ドル。米連邦緊急事態管理庁(FEMA)によると、現在1万人の連邦政府職員がプエルトリコに派遣されている。

視察後ワシントンに戻る大統領専用機で記者団に対し、「素晴らしい訪問」だったと得意顔で話した。「(島民は)われわれの支援にとても感謝していた。寄せられたのは、ありがとうの言葉だけだ」

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