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北朝鮮の新たなミサイル発射実験にも驚かない=米CIA長官

2017年8月14日(月)08時53分

8月13日、米中央情報局(CIA)のポンペオ長官は、北朝鮮が7月にミサイル発射実験を2度行ったことを踏まえると、再び発射実験が行われても驚きではないとの考えを示した。ワシントンで1月撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

米中央情報局(CIA)のポンペオ長官は13日、北朝鮮が7月にミサイル発射実験を2度行ったことを踏まえると、再び発射実験が行われても驚きではないとの考えを示した。

これに先立ち、トランプ米大統領は11日、米国が軍事的解決をとる準備は完全に整っていると述べ、北朝鮮を再度けん制。一方、北朝鮮は米国が朝鮮半島を核戦争の間際に追い込んだと非難し、両国間の緊張が高まっている。

ポンペオ長官は13日、FOXニュースの番組で「私は北朝鮮(の金正恩朝鮮労働党委員長)がミサイル開発を続けると確信しているため、新たなミサイル実験が行われても驚かない」と述べた。

共和党のリンゼー・グラム上院議員は同じ番組で、「軍事行動が差し迫っているとは思わないが、われわれはこのままでは北朝鮮と衝突することになる」と語った。

[ワシントン 13日 ロイター]


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