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自動車軽量化へ「木」に脚光 鉄の5倍強い新素材CNFの実用化急ぐ

2017年8月20日(日)16時45分

コスト下がれば「当然、脅威」

 

神戸製鋼所<5406.T>の川崎博也社長は、30年時点では「CNFを含めた樹脂はメインにはなっていない」との見方で、「スチールとアルミの組み合わせが主流」とみている。「足元もアルミへの期待度やオファーは強く、アルミを使いたいという需要が強いと感じる」という。

日本アルミニウム協会の岡田満会長(UACJ<5741.T>社長)は、CNFのコストが下がり、競争力がつけば「当然、脅威となる」と指摘。「脅威を感じながら、アルミの良さをどう活かすか、さらなる開発に力を注ぐ」と語った。  

専門家らは高張力鋼やアルミ合金も中期的にコスト競争力を維持し続けるとみているが、経済産業省は技術進化と大幅な製造コストの低下により、国内CNF市場が30年に1兆円、車用材料向けは最大約6000億円と予測している。

(白木真紀、田実直美、大林優香)



ロイター


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