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サウジアラビア航空、カタール便を全便運航停止へ

2017年6月5日(月)23時40分

6月5日、サウジアラビア航空は、カタール行きの全便を運航停止にするとツイッター上で発表した。詳細は明らかにしていない。写真はサウジアラビア航空のロゴ、マドリッドで2016年2月撮影(2017年 ロイター/Sergio Perez)

サウジアラビア航空は5日、カタール行きの全便を運航停止にするとツイッター上で発表した。詳細は明らかにしていない。

エミレーツ航空やエティハド航空、エア・アラビアなど他の航空会社も同様の措置を発表している。一方、カタール航空はサウジアラビア便の運航を停止している。

カタールを巡っては、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが5日、テロを支援しているとして国交を断絶すると発表した。

サウジ民間航空総局(GACA)は、カタールのすべての航空機に対し、サウジ国内への着陸および領空の通過を禁止したほか、国内の商業・民間航空会社に対し、カタールへの運航禁止を命じた。

ある専門家は、特にカタール航空はサウジの広範な空域が利用できなくなったことで、欧州・北米便が経路変更を余儀なくされ、周辺空域の混雑も予想されると述べた。

[ドバイ 5日 ロイター]


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