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中国、H7N9型鳥インフル感染で4月の死者24人に

2017年5月12日(金)17時29分

5月12日、中国の国家衛生計画出産委員会は、4月はH7N9型鳥インフルエンザによる死者数が24人となり、3月の47人から減少したと明らかにした。写真は取引禁止要請が出る前の2月に雲南省で撮影(2017年 ロイター)

中国の国家衛生計画出産委員会は12日、4月はH7N9型鳥インフルエンザによる死者数が24人となり、3月の47人から減少したと明らかにした。

ウェブサイトで発表したもので、4月のこの型の感染者数は、81人だった。

1─4月のH7N9型による死者は211人で、2016年の合計の3倍近い水準に達している。

また1─4月の感染者数は529人で、昨年全体の264人を大きく上回った。

ただ、4月はH7N9型の感染と死亡が3カ月連続で減少した。

鳥インフルエンザは通常、北半球の冬季にピークとなって春に収束するが、中国におけるH7N9型の感染は昨年来異例の多さとなっており、昨年10月に養鶏場で感染が見つかって以来これまでに40万場以上が処分されている。

[北京 12日 ロイター]


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