最新記事

トランプ政権

米空母、先週末は朝鮮半島に向わず豪と演習 当局の情報錯綜

2017年4月19日(水)12時36分

4月18日、トランプ米大統領が前週、北朝鮮に派遣したと明らかにしていた空母「カール・ビンソン」などの空母打撃群が、その時点で朝鮮半島から遠く離れた地点を、半島とは逆方向に航行していたことが分かった。15日にスンダ海峡を通過するカール・ビンソン。提供写真(2017年 ロイター/U.S. Navy)

トランプ米大統領が前週、北朝鮮に派遣したと明らかにしていた空母「カール・ビンソン」などの空母打撃群が、その時点で朝鮮半島から遠く離れた地点を、半島とは逆方向に航行していたことが分かった。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、軍事パレードを実施していた週末時点では、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を抜けインド洋を航行していたもよう。

米太平洋軍は18日、空母打撃群はまずオーストラリアと想定より短い期間で合同訓練を完了しなければならなかったと説明。現在は「司令通り、西太平洋へ向かっている」と述べた。

米軍は当初、10日付けの声明で、ハリス太平洋軍司令官が空母打撃群に「北上し、西太平洋で任務に就く」よう指示したと説明していた。ロイターなどの報道機関は11日、航行には1週間以上かかると報じた。海軍は安全上の理由から、空母打撃群が将来作戦を行う位置を明らかにしていない。

マティス国防長官は11日、「現在移動しているのは、現時点でそこに置くのが最も将来に備えたものであると考えるからだ」と説明。「特定の要求や理由があるわけではない」とした。ただ、ビンソンは豪海軍との演習を中止したと発言。後ほど国防総省が、中止されたのは演習ではなく豪フリーマントルへの寄港だと訂正する事態となった。

[ワシントン 18日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

EU首脳、ブレグジット交渉「第2段階」入りを正式承

ビジネス

焦点:中国自動車メーカー、ついに夢の欧米市場進出か

ビジネス

米共和党、税制改革法案・最終案の概要発表 法人税2

ビジネス

米主要株価3指数が最高値更新、税制改革実現への期待

MAGAZINE

特集:日本を置き去りにする作らない製造業

2017-12・19号(12/12発売)

ものづくり神話の崩壊にうろたえる日本。新たな形の製造業が広がる世界

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    北朝鮮の消えた政権ナンバー2は処刑されたのか?

  • 2

    太陽系の外からやってきたナゾの天体、宇宙人の探査機の疑いで調査へ

  • 3

    金正恩の「聖地登山」はインスタ映え狙って演出か 超能力伝説でイメージ作りも

  • 4

    孤独なオタクをのみ込む極右旋風

  • 5

    ひき肉の偽装表示も99%の精度で暴く

  • 6

    中国が密かに難民キャンプ建設──北朝鮮の体制崩壊に…

  • 7

    歴史的急騰が続くビットコイン 仕掛人は意外にも日…

  • 8

    算数が得意な富裕層の子どもと、家庭科が得意な低所…

  • 9

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代か…

  • 10

    プーチンの本音は「五輪禁止」に感謝?

  • 1

    太陽系の外からやってきたナゾの天体、宇宙人の探査機の疑いで調査へ

  • 2

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代から生きてきた

  • 3

    EVとAIで人気のテスラ ささやかれる「自動車製造を甘く見た」ツケ

  • 4

    中国が密かに難民キャンプ建設──北朝鮮の体制崩壊に…

  • 5

    北朝鮮の消えた政権ナンバー2は処刑されたのか?

  • 6

    高いIQは心理・生理学的に危険――米研究

  • 7

    北の核実験で広がる「幽霊病」と苛酷な仕打ち

  • 8

    「深圳すごい、日本負けた」の嘘──中国の日本人経営…

  • 9

    ビットコインのために自宅を担保にするバカ、米当局…

  • 10

    金正恩を倒すための「斬首部隊」に自爆ドローンを装備

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 3

    金正恩を倒すための「斬首部隊」に自爆ドローンを装備

  • 4

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 5

    米朝戦争になったら勝つのはどっち?

  • 6

    「ICBM発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩が目撃し…

  • 7

    太陽系の外からやってきたナゾの天体、宇宙人の探査…

  • 8

    「英王室はそれでも黒人プリンセスを認めない」

  • 9

    推定500歳!地上で最古の脊椎動物はガリレオの時代か…

  • 10

    北朝鮮外務省が声明「戦争勃発は不可避、問題はいつ…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

胎内のような、安心感のなかでイマジネーションを膨らませる。
日本再発見 シーズン2
ニューズウィーク日本版デザイナー募集
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月