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仏大統領選

フランス国民72%がEU離脱に反対 大統領選にも影響か

2017年3月11日(土)08時42分

3月10日、仏レゼコー紙に掲載されたエラベの世論調査によると、フランス人の約72%がユーロ圏離脱に反対で、うち44%は「強く反対」と回答した。写真はランスで昨年3月撮影(2017年 ロイター/Pascal Rossignol)

仏レゼコー紙に10日掲載されたエラベの世論調査によると、フランス人の約72%がユーロ圏離脱に反対で、うち44%は「強く反対」と回答した。ユーロ離脱を主張する極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首にとっては悪いニュースとなった。

一方、欧州連合(EU)加盟国であることは、「利益よりも不利益の方が多い」との回答が約37%と、「利益の方が多い」の約31%、「どちらとも言えない」の32%を上回った。

ルペン氏は、4─5月に行われる仏大統領選の有力候補者の1人だが、世論調査によると、親EUの中道・無党派候補、エマニュエル・マクロン前経済相、もしくは中道・右派の統一候補、フィヨン元首相に敗れる見通し。

[パリ 10日 ロイター]


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