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中国軍艦が尖閣周辺の接続水域入り、日本はロシア艦との関連分析

2016年6月9日(木)14時08分

 中国の安全保障政策に詳しい専門家は、ロシア軍艦が先に接続水域に入った点に注目。「中国が領有権を主張する海域近くに、ロシア軍艦に続いて海自の護衛艦が向かった。中国はそこに反応したのではないか」と、北京の日本大使館に駐在した元海上自衛官で、現在は東京財団研究員の小原凡司氏はみる。

 菅官房長官は、ロシアに対して外交ルートを通じて注意喚起したことを明らかにした。

 中国、ロシアの軍艦とも領海侵入はなかった。

 (久保信博、石田仁志)

[東京 9日 ロイター]


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