最新記事

核兵器

ケリー米国務長官「胸えぐられるよう」、広島の原爆資料館を訪問 

現職の米国務長官として初めて広島平和記念公園を訪問

2016年4月12日(火)10時21分

 4月11日、ケリー米国務長官は主要7カ国(G7)外相会合に合わせて広島市の平和記念公園を訪問した。公園内の広島平和記念資料館(原爆資料館)も訪れ、展示内容について「衝撃的」「胸をえぐられるよう」などと語った(2016年 ロイター/Jonathan Ernst)

ケリー米国務長官は11日、主要7カ国(G7)外相会合に合わせて広島市の平和記念公園を訪問した。公園内の広島平和記念資料館(原爆資料館)も訪れ、展示内容について「衝撃的」「胸をえぐられるよう」などと語った。

その上でケリー長官は、核兵器のない世界を目指すことの重要性を、すべての公人にあらためて認識させるものだと述べた。

現職の米国務長官が同公園を訪問するのは初めて。5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席するオバマ米大統領が、現職の米大統領として初めて広島を訪問する可能性については、ケリー長官は、実現を望んでいるが、可能かどうかは分からない、と述べるにとどめた。

[広島 11日 ロイター] -

120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

仏、ウクライナ派兵の可能性協議 英含む3カ国で協議

ビジネス

マツダ、今期業績予想の開示見送り 米関税の影響で合

ワールド

NATO事務総長、2032年までの防衛費引き上げを

ビジネス

CATL、香港上場で少なくとも40億ドル調達へ 今
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王子との微笑ましい瞬間が拡散
  • 3
    「隠れ糖分」による「うつ」に要注意...男性が女性よりも気を付けなくてはならない理由とは?
  • 4
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 5
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 8
    ロシア艦船用レーダーシステム「ザスロン」に、ウク…
  • 9
    「股間に顔」BLACKPINKリサ、ノーパンツルックで妖艶…
  • 10
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 5
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 6
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 7
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 8
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 9
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 10
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中