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シリア

2人殺害、ロシア軍機撃墜でわかった下界の危険

2015年11月26日(木)17時06分
コナー・ギャフィー、ジャック・ムーア

「これらの措置により、飛行の安全を確保する。われわれは今回の事態を最も深刻に受け止めており、安全保障を維持するためにあらゆる手段を講じる」

 NATO(北大西洋条約機構)加盟国とロシアが直接的に対決する事態は、冷戦がピークに達した90年代半ば以来のことだ。

 ロシア側とトルコ側の言い分は大きく食い違っている。プーチンはロシア軍の戦闘爆撃機スホイ24がトルコ国境から数キロ離れたシリア領内で撃墜されたと述べているが、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領はトルコ領空を侵犯していたと主張して譲らない。

 トルコ側はロシアのクルーに5分間に10回の警告を行い、やむなく攻撃に踏み切ったと主張。10月以降、領空侵犯を繰り返すロシア機にたびたび警告を行ってきたと述べている。

 プーチンは25日、トルコ指導部は国内で「イスラム化」を進めていると主張して、エルドアン政権を厳しく批判した。エルドアンは同日、トルコの主要都市イスタンブールで開かれた実業家との会合で、「この1件をエスカレートさせる気はまったくない」と発言している。

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