最新記事
英王室

メーガン妃の「いじめ疑惑」を最初に報じたイギリス人記者が続編刊行へ...「実際に支配していたのは誰か?」

Meghan Markle Bullying Accusations Author Has New Book

2025年3月15日(土)09時10分
ジャック・ロイストン(王室担当)
ヘンリー王子とメーガン妃

POOL New-REUTERS

<メーガン妃がケンジントン宮殿で2人の個人秘書をいびって辞職に追い込んだ疑惑を報じた記者が続編を出すことが話題に...。メーガン妃も冷や冷や?>

メーガン妃が王室スタッフをいじめたとされる衝撃的なメールを暴露してから4年、王室ジャーナリストのヴァレンタイン・ロウ氏が新たな著書『権力と王宮(Power and the Palace)』を今年9月に出版する。

「タイムズ」紙の王室担当記者だったロウ氏は「本書は、王室と実際に国を動かしている人々との知られざる関係、つまり『統治者』と『支配者』の関係を探るものである」と述べ、イギリスの国家中枢にうごめく謎の権力構造を明らかにするという。

【写真】なぜかエリザベス女王よりも堂々としていたメーガン妃...「ヒールを履いた独裁者」 を見る


 

ロウ氏は2021年、メーガン妃がケンジントン宮殿で2人の個人秘書をいびって辞職に追い込んだ疑惑について「タイムズ」紙で発表。当時の報道担当官だったジェイソン・クナウフ氏によるメーガン妃の行動を非難するメールを報じた。

著書『廷臣たちの英国王室──王冠を支える影の力(原題:Courtiers)』では、この一連の騒動に関するさらなる詳細が明かされ、メーガン妃がスタッフを泣かせて追い込む様子が報じられ、世界的な注目を集めた。

ロウ氏によるスクープが報じられたとき、メーガン妃とヘンリー王子はオプラ・ウィンフリーによるインタビューをすでに収録済みだった。クナウフ氏のメールにはこう記されている。

「私は、公爵夫人[メーガン妃]が昨年、2人のPA[個人秘書]を追い出したことを非常に懸念しています。X(伏字)への態度は全く容認できません」

さらにメールには次のように書かれている。

編集部よりお知らせ
ニュースの「その先」を、あなたに...ニューズウィーク日本版、noteで定期購読を開始
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国国防相、「弱肉強食」による分断回避へ世界的な結

ビジネス

首都圏マンション、8月発売戸数78%増 価格2カ月

ワールド

米FRBのSRF、今月末に市場安定の役割果たせるか

ワールド

米政権、政治暴力やヘイトスピーチ規制の大統領令準備
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    中国は「アメリカなしでも繁栄できる」と豪語するが...最新経済統計が示す、中国の「虚勢」の実態
  • 4
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「リラックスできる都市」が発…
  • 7
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 8
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 9
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 10
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサイルが命中、米政府「機密扱い」の衝撃映像が公開に
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 6
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「なんて無駄」「空飛ぶ宮殿...」パリス・ヒルトン、…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中