最新記事
株式市場

米国株が続伸 S&P500とナスダックは、再び終値で「過去最高値」に...AI関連と半導体が相場を牽引

2024年3月2日(土)11時14分
ロイター
米国株式市場が続伸

米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が前日に続き終値ベースで過去最高値を更新した。人工知能(AI)への期待からテクノロジー株への買いが継続していることが相場をけん引。米国債利回りの低下も押し上げ要因になった。 (2024年 ロイター/Brendan McDermid)

米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が前日に続き終値ベースで過去最高値を更新した。人工知能(AI)への期待からテクノロジー株への買いが継続していることが相場をけん引。米国債利回りの低下も押し上げ要因になった。

エヌビディアやメタ・プラットフォームズなどのAI関連銘柄への買いが継続し、ナスダック総合はザラ場ベースでも過去最高値を更新。AI関連銘柄と半導体銘柄の買いに支えられ、2月は主要3指数がそろって4カ月連続で上昇した。

この日の取引でエヌビディアは4%高。終値ベースで時価総額が初めて2兆ドル台に乗せた。

アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)は5.25%高の202.64ドルと、終値ベースで過去最高値を更新。フィラデルフィア半導体指数も終値ベースで過去最高値を更新した。

米経済が堅調に推移する中、市場では連邦準備理事会(FRB)が利下げに踏み切る時期を見極めようとする動きが続いている。CFRAリサーチ(ニューヨーク)のチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は「経済が好調で、インフレ率が高止まりする中、FRBの利下げ開始は遅れる」との見方を示した。

この日はS&P11業種のうち、テクノロジー株が1.78%と、最も大きく上昇。一方、公益株は0.72%下落した。

個別銘柄では、デル・テクノロジーズが31.62%高。前日発表の第4・四半期決算(2月2日まで)は売上高が市場予想を上回った。

地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は25.89%急落。同行は前日、「経営陣が内部管理に重大な脆弱性があることを確認した」と表明した。

航空機大手ボーイングは1.83%安。ボーイングが主要サプライヤーで元子会社の航空機部品スピリット・エアロシステムズの買収に向けた協議を進めているとの報道が嫌気された。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.29対1の比率で上回った。ナスダックでは1.55対1で値上がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39087.38 +90.99 +0.23 38989.5 39120. 38850.

1 36 50

前営業日終値 38996.39

ナスダック総合 16274.94 +183.02 +1.14 16109.8 16302. 16096.

3 24 60

前営業日終値 16091.92

S&P総合500種 5137.08 +40.81 +0.80 5098.51 5140.3 5094.1

3 6

前営業日終値 5096.27

ダウ輸送株20種 15832.62 -8.97 -0.06

ダウ公共株15種 833.04 -7.92 -0.94

フィラデルフィア半導体 4929.58 +202.67 +4.29

VIX指数 13.11 -0.29 -2.16

S&P一般消費財 1491.02 +5.71 +0.38

S&P素材 553.03 +2.12 +0.39

S&P工業 1026.20 +3.64 +0.36

S&P主要消費財 788.91 -0.29 -0.04

S&P金融 668.58 -1.47 -0.22

S&P不動産 248.07 +2.66 +1.08

S&Pエネルギー 660.81 +7.67 +1.17

S&Pヘルスケア 1702.79 +16.38 +0.97

S&P通信サービス 273.90 +1.40 +0.51

S&P情報技術 3815.25 +66.68 +1.78

S&P公益事業 311.46 -2.25 -0.72

NYSE出来高 11.03億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 40220 + 220 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 40220 + 220 大阪比

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 「外国人問題」徹底研究
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月27号(1月20日発売)は「『外国人問題』徹底研究」特集。「外国人問題」は事実か錯覚か。移民/不動産/留学生/観光客/参政権/社会保障/治安――7つの争点を国際比較で大激論

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、ノーベル賞逃し軌道修正 「もう平和だけ

ワールド

イラン、インターネット遮断解除検討か 国営TVハッ

ワールド

米の脅迫に屈さず、仏独財務相 反威圧措置も選択肢に

ワールド

高市首相23日解散表明、投開票2月8日 与党過半数
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 7
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 8
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中