コラム
私的映画論 森達也
私的映画論 森達也

『ブレイキング・バッド』のスピンオフ映画『エルカミーノ』がすごい理由

<いつもの前提を覆して、今回はネットフリックスで配信されている『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』を取り上げる> この

2025.12.06
私的映画論 森達也

ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者』にがっかり......彼のミューズをなぜ軽視?

<ディランの恋人だったスーズ・ロトロは、彼に多大な影響とインスピレーションを与えたが......> ボブ・ディランの本名はロバート・アレン・

2025.11.14
私的映画論 森達也

パレスチナのテロとイスラエルの壮絶な復讐......ガザ和平が近づく今だからスピルバーグ監督作『ミュンヘン』を見てほしい

<ミュンヘン五輪の「黒い九月」事件を題材にした『ミュンヘン』は、イスラエルから「パレスチナ寄りだ」と批判されているが......> 1972

2025.10.18
私的映画論 森達也

『エリン・ブロコビッチ』が描いたカリフォルニアの公害と水俣病の共通点と相違点

<共通項は企業の利益を優先して人々の生活や健康を犠牲にしたこと、告発が許されない空気が地元にあったこと。大きな違いは何かと言えば......

2025.10.09
私的映画論 森達也

ドキュメンタリー映画『非常戒厳前夜』が尹錫悦大統領の戒厳令の深相に迫る

<唐突にも思われた非常戒厳宣布の裏には尹大統領と記者たちの闘いがあった> 2024年12月3日夜、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当

2025.09.20
私的映画論 森達也

日本軍の捕虜虐待を描きながら「反日映画」にされなかった『太陽の帝国』の不思議

<外国人監督が作った、日本の戦後史観に触れるような映画は「反日」とされて上映中止運動が起きたりする。でもなぜかスピルバーグの『太陽の帝国』は

2025.09.06
私的映画論 森達也

抽象的で理解の難しい『2001年宇宙の旅』が世に残り続ける理由

<1968年に公開され、世界を驚愕させたキューブリック監督の『2001年宇宙の旅』。説明が足りないからこそ宇宙への畏怖を僕は実感した> 3カ

2025.08.21
私的映画論 森達也

「ラストシーンが素晴らしい映画」を映画仲間で言い合ったら......誰もが納得した『プレイス・イン・ザ・ハート』

<大恐慌時代のテキサスの小さな町で、夫を亡くした女性と幼い子供たち、黒人、障害者が家族のように支え合う『プレイス・イン・ザ・ハート』。地味だ

2025.07.31
私的映画論 森達也

ヌーベルバーグを議論する黒沢清たちを横目に麻雀ばっかりやっていた......そんな僕の『勝手にしやがれ』体験

<この連載において、ヌーベルバーグは1本もないなとずっと思っていた。だから今回はゴダールの『勝手にしやがれ』について書いてみたい> 映画館に

2025.07.17
私的映画論 森達也

権力vs国民の知る権利、『ペンタゴン・ペーパーズ』でスピルバーグが問うたもの

<1971年、アメリカ政府の不都合な真実を記した機密文書ペンタゴン・ペーパーズが報道された。同じ年、日本でも佐藤栄作首相とニクソン米大統領の

2025.07.08
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    「住民が消えた...」LA国際空港に隠された「幽霊都市…
  • 7
    FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 10
    「日本中が人手不足」のウソ...産業界が人口減少を乗…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中