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イラン、イスラエルと米を批判 威嚇は「国際法違反」

2025年02月18日(火)11時16分

 2月17日、イランは、米国とイスラエルによるイランへの威嚇は明白な国際法違反だとした上で、両国はイランを傷つけるようなことはできないと強調した。写真はイランの旗。オーストリアのウイーンで2023年6月撮影(2025 ロイター/Leonhard Foeger)

Parisa Hafezi Elwely Elwelly

[ドバイ 17日 ロイター] - イランは17日、米国とイスラエルによるイランへの威嚇は明白な国際法違反だとした上で、両国はイランを傷つけるようなことはできないと強調した。

イスラエルのネタニヤフ首相は16日、米国と共にイランの核開発を阻止する決意だと表明した。ルビオ米国務長官とエルサレムで会談した後に述べた。

ネタニヤフ氏はまた、パレスチナ自治区ガザでの戦闘開始以降、イスラエルはイランに非常に大きな打撃を与えてきたとし、トランプ米大統領の支持によって「仕事を終わらせることが可能で、実際にそうすると確信している」と語った。

イラン外務省のエスメイル・バガエイ報道官は17日の定例記者会見で「イランのような国に手出しすることはできない」と主張。

国営メディアによると、「一方でイランを脅し、他方では対話を支持すると主張することはできない」とも述べた。

トランプ大統領は、イランとの取引に前向きな姿勢を示す一方、イランに対する「最大限の圧力」政策を復活させる覚書に署名した。

ロイター
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