ニュース速報
ワールド

訂正(5日付配信記事)-ヘッジファンドのリターン、ハリス氏勝利ならより高まる=調査

2024年11月06日(水)19時10分

5日投開票が行われる米大統領選で、民主党候補ハリス副大統領が勝利すればヘッジファンドの平均パフォーマンスはより好調となる可能性がある。2023年12月撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)

(5日付配信記事で原文の訂正により社名を「ヘッジファンド・リサーチ」から「HFR」に修正します)

Nell Mackenzie

[ロンドン 5日 ロイター] - 5日投開票が行われる米大統領選で、民主党候補ハリス副大統領が勝利すればヘッジファンドの平均パフォーマンスはより好調となる可能性がある。米調査会社HFR(訂正)が公表したデータが示唆した。

1990年─2024年のヘッジファンドの平均運用成績を追跡したHFRの「HFRIファンド加重総合指数」のデータによると、民主党大統領の下ではヘッジファンドは平均して年率10.2%のリターンを達成。一方、共和党大統領の下では8.7%だった。

また、米議会の上院と下院で多数派が異なる「ねじれ議会」だった場合よりも、同一政党が両院の多数を占めている時の方が運用成績は約2倍高かったほか、民主党が多数派を占めていた時の方が共和党の時よりもパフォーマンスが好調だったことも示した。

戦略別では、過去34年間において民主党政権下で運用成績が最も好調だったのは株式ヘッジファンドで、平均リターンは12.7%。一方、共和党政権下では9.6%だった。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

「フライト遅延は民主党の責任」、米政権が空港で非難

ビジネス

日経平均は反落で寄り付く、前日高の反動で利益確定 

ビジネス

豪サービスインフレにやや粘着性、目標内に抑制が責務

ビジネス

元英首相スナク氏、マイクロソフト上級顧問に就任
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル賞の部門はどれ?
  • 3
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 4
    50代女性の睡眠時間を奪うのは高校生の子どもの弁当…
  • 5
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 6
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 7
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 8
    米、ガザ戦争などの財政負担が300億ドルを突破──突出…
  • 9
    底知れぬエジプトの「可能性」を日本が引き出す理由─…
  • 10
    いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 8
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 9
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 9
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 10
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中