[チューリヒ 9日 ロイター] - スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は9日、一部の企業は将来的に紙幣や硬貨の受け入れを減らす計画だが、現金決済が依然としてスイスの企業にとって最も受け入れられているとの調査結果を公表した。

小売業者、公共交通機関のほか、美容院などのサービス提供者、文化・娯楽施設を調査したところ、対象770社中98%がなお現金を受け入れていた。

調査で企業は、顧客は引き続き現金払いを望んでいると回答。現金払いは危機対策にもなり、キャッシュレス決済に代わる費用対効果の高い手段とみていた。

この調査結果は、キャッシュレス化が一段と進みつつあるスウェーデンなどとは対照的。

現金が長く使われているスイスでは、世界で最も価値の高い紙幣の一つである1000スイスフラン(1166ドル)紙幣が存在する。  

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