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豪企業景況感指数、8月は2年半ぶり低水準 雇用見通しが悪化
2024年09月10日(火)12時29分
9月10日、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が発表した8月の企業景況感指数は3ポイント低下してプラス3となり、2022年1月以来の低水準となった。写真はシドニーのビジネス街で2021年6月撮影(2024 ロイター/Loren Elliott )
[シドニー 10日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が10日に発表した8月の企業景況感指数は3ポイント低下してプラス3となり、2022年1月以来の低水準となった。雇用見通しが悪化した。
より変動の大きい企業信頼感指数は5ポイント低下し、マイナス4と、年初来最低を記録した。
雇用指数は7月に一時的に上昇したが、プラス7からプラス1へと大幅に低下した。
NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は、コロナ渦後の民間部門の労働需要の好調が終わろうとしていることを示している、と述べた。
労働コストの伸びは四半期ベースで1.7%に鈍化した。7月は最低賃金の引き上げによって2.4%に押し上げられていた。一方、8月までの3カ月間の小売物価は1.2%上昇し、伸びは7月の1.0%から加速した。