[香港 5日 ロイター] - 公式データによると、今年上半期に結婚した中国のカップルの数は、前年同期比49万8000組減の343万組と、2013年以来最低となった。

中国の婚姻数は出生数と密接に結びついており、婚姻数の減少は人口を増加させようと懸命の政策立案者を動揺させる公算が大きい。

中国では、結婚は子どもを持つ前提条件と見なされている。子どもを登録して、国から給付金を受けるためには親は結婚証明書を提示しなければならないなど、インセンティブや政策が広く浸透しているためだ。

その婚姻率が中国では2014年以降低下している。2023年はやや回復したものの、今年の婚姻率は1980年以来最低に落ち込む、と人口統計専門家は予測した。

婚姻登録数減少の理由としては、若者の減少、結婚可能人口における男性の数が女性より多いこと、高い結婚費用、考え方の変化などが挙げられる。

特に出生率の長期的低下傾向を巡っては、この問題に対処するための実質的な出産支援政策が今後実施されない限り、根本的に状況を変えることは難しいというのが専門家の見方だ。

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