MOHAMMAD HOSSAIN

[シャスキラ県(バングラデシュ) 27日 ロイター] - バングラデシュとインドの沿岸地域では27日、今年初めての大型サイクロン襲来で暴風と豪雨に見舞われ、少なくとも16人が死亡し、停電によって数百万人が影響を受けている。

最大風速が時速135キロに達したサイクロンはバングラデシュ南部のモングラやインドの西ベンガル州サガー島付近などを通過した。

バングラデシュ当局者はロイターに、国内で少なくとも10人が死亡、避難所に向かう途中や家屋の倒壊、洪水などで犠牲になったと説明。「人々は自宅や家畜を放置して避難所に行くのを非常にためらうのが常だ。ぎりぎりまで待機して(避難の)時期を逃す傾向がある」と述べた。

国連児童基金(ユニセフ)のバングラデシュ事務所代表は、子ども320万人を含めて840万人余りが、健康や栄養、衛生、安全の面で高いリスクにさらされていると警告した。

サイクロンで全壊した家屋はバングラデシュ各地で3万5000戸近く、一部損壊家屋は11万5000戸に上った。

一方、インドの西ベンガル州当局によると、州内では感電死した4人を含めて計6人が死亡した。

バングラデシュ首都ダッカや、インドの大都市コルカタなどでは多くの道路が冠水し、交通に支障が出たもようだ。

避難所に移動した人はバングラデシュが約80万人、インドが約11万人に達した。

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