韓国と中国、外交・安保対話開始へ 3カ国首脳会合前に個別会談

韓国の尹錫悦大統領と中国の李強首相は26日に会談、外交・安全保障対話を開始し、自由貿易協定(FTA)協議の再開で合意した。代表撮影。(2024年 ロイター)
Hyonhee Shin Katya Golubkova Eduardo Baptista
[ソウル/東京/北京 26日 ロイター] - 韓国の尹錫悦大統領と中国の李強首相は26日に会談、外交・安全保障対話を開始し、自由貿易協定(FTA)協議を再開することで合意した。
27日の日中韓首脳会議を前に、3カ国は二国間での首脳会合を行った。
大統領府の発表によると、会談冒頭で大統領は李首相に対し、両国は相互尊重による共通の利益促進だけでなく、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの紛争を挙げて地域的・世界的な問題についても協力すべきと指摘。「韓国と中国が過去30年間、様々な困難を共に乗り越え、互いの発展と成長に貢献してきたように、今日の世界的な複雑な危機に直面しても、引き続き二国間協力を強化していきたい」と述べた。
北朝鮮の核問題を念頭に、国連安全保障理事会の常任理事国として中国がより役割を果たすよう要請した。
中国の国営新華社によると、李首相は大統領に対し、経済・貿易問題を政治・安全保障問題に転化することに両国は反対し、安定したサプライチェーンの維持に努めるべきだと語った。
李首相は、中国はハイエンド製造業、新エネルギー、人工知能(AI)、生物医学などの分野での協力を強化する用意があると述べた。また、市場アクセスの一段の拡大、外国投資への保証強化、韓国企業が投資と協力を拡大することを歓迎すると述べた。
首相は「対等な協議と誠実なコミュニケーション」によるコンセンサス形成と相違の解決へ努力を継続することに期待を表明した。
大統領は岸田文雄首相とも会談、日本との外交、経済、文化交流の進展を称賛し、両国が国交正常化60周年を迎える来年、より深い関係を育むことで合意した。
岸田首相は李首相とも会談した。
また、李首相は韓国サムスン電子の李在鎔会長と会談し、中国への投資拡大を促した。2021年以降、中国企業は韓国のサムスンやSKハイニックスなどが生産する先端半導体へのアクセスが制限されている。
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