ニュース速報
ワールド

豪BHP、西オーストラリア州ニッケル事業は8月までに方針決定

2024年04月18日(木)12時02分

 4月18日、オーストラリアの資源大手BHPグループは、西オーストラリア州のニッケル事業について、8月までに今後の方針を決定すると発表した。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで2021年11月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

[18日 ロイター] - オーストラリアの資源大手BHPグループは18日、西オーストラリア州のニッケル事業について、8月までに今後の方針を決定すると発表した。

ニッケルは安価なインドネシア産の供給が急増したため価格が急落。高コストのオーストラリアをはじめ世界各地で生産見通しに影が差している。BHPは2月の半期決算発表でニッケル事業の見直し作業に入るとしていた。

マイク・ヘンリー最高経営責任者(CEO)は「西オーストラリア州のニッケル事業は最適化と評価額維持に向けた取り組みが進んでおり、数カ月以内に将来の扱いを決め、発表する予定だ」と述べた。

BHPは三菱商事と折半出資するクイーンズランド州ボーエンの石炭事業については、雨量が多かったなどの理由で、2024会計年度の生産見通しを従来の2300万―2500万トンから2150万―2250万トン引き下げた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、米のベネズエラ封鎖に懸念 「致命的な過ち犯

ワールド

全国コアCPI、11月は+3%で伸び横ばい エネル

ワールド

英、駐米大使にベテラン外交官 前任はエプスタイン問

ワールド

米ウクライナ出資の復興基金、運用方針を承認 来年か
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 2
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 8
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 9
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 10
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中