イスラエル首相がプーチン氏と会談、停戦決議案支持に不満表明
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12月10日、イスラエルのネタニヤフ首相(写真)は、ロシアのプーチン大統領と会談し、ロシアが国連で「反イスラエル的立場」を取ったとして不満を表明した。写真はイスラエルのエルサレムでの代表撮影(2023年/ロイター)
[エルサレム 10日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は10日、ロシアのプーチン大統領と会談し、ロシアが国連で「反イスラエル的立場」を取ったとして不満を表明した。イスラエルが声明で明らかにした。
国連安全保障理事会が8日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの紛争について、人道的な即時停戦を求める決議案を採決した際、ロシアは支持に回った。決議案は米国が拒否権を行使し否決された。
イスラエルの声明によると、ネタニヤフ首相はロシアとイランの「危険な」協力関係に対して「断固とした反対」も示したという。
クレムリン(ロシア大統領府)は声明で、市民の苦しみを和らげ、紛争を緩和するために可能な限りの援助を提供する用意があると強調。
「プーチン大統領は、あらゆる形態のテロを拒否し非難するという原則的立場を再確認した」とするとともに「テロリストの脅威への対抗が、市民にとって重大な結果を招かないことが極めて重要」とも述べた。