印、ベネズエラ産原油の購入再開 米国の制裁緩和で

12月1日、米国が10月、ベネズエラの石油・ガス部門に対する制裁を緩和したのを受け、インドの石油精製企業がベネズエラ産原油の購入を再開している。写真はインドのムンバイにあるガソリンスタンドで2018年5月撮影(2023年 ロイター/Francis Mascarenhas)
Nidhi Verma Marianna Parraga Florence Tan
[ニューデリー/ヒューストン/シンガポール 1日 ロイター] - 米国が10月、ベネズエラの石油・ガス部門に対する制裁を緩和したのを受け、インドの石油精製企業がベネズエラ産原油の購入を再開している。事情に詳しい複数の筋が明らかにした。
インドの大財閥リライアンス・インダストリーズのチームは4日からの週に、ベネズエラの国営石油会社PDVSA幹部らと直接購入について協議する予定だという。
貿易関係者5人によると、インドの精製企業3社が、ベネズエラ産原油、合計約400万バレルを2月渡しの契約で購入した。価格はDESベース(海上運賃や保険料などを売主側が負担する条件)で北海ブレント油をバレル当たり7.50─8ドル下回る水準。
1人の関係筋によると、リライアンスとPDVSAとの交渉では、インドによる原油購入と併せてインドからベネズエラへの燃料輸出について話し合われる見通しだ。
リライアンスはかつて、PDVSAにとって2番目に大きい顧客であると同時に、ベネズエラに対する重要な燃料供給元だった。
インドが直近でベネズエラ産原油を購入したのは2020年にさかのぼる。現在ロシア産原油の主要な買い手となっているインドにとって、ベネズエラ産原油の購入再開は輸入コストの軽減につながるほか、中東産原油への依存をさらに減らせる可能性がある。
米国の制裁緩和を受け、業者を介して主に中国向けのベネズエラ産原油・燃料のスポット販売契約が増えている。ただベネズエラの石油生産は不安定で、輸出量には限界がある。
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