ニュース速報

ワールド

英、中国製の監視装置撤去へ 機密性の高い政府施設から

2023年06月08日(木)10時22分

英政府は7日、政府の調達ルール厳格化案を発表し、中国に関連する国家安全保障上の懸念に対処する計画の一環として、機密性の高い政府施設から中国製の監視装置を撤去すると表明した。写真は、北京・天安門広場の街灯柱に設置された監視カメラ。2012年7月12日に撮影。(2023年 ロイター/Jason Lee )

[ロンドン 7日 ロイター] - 英政府は7日、政府の調達ルール厳格化案を発表し、中国に関連する国家安全保障上の懸念に対処する計画の一環として、機密性の高い政府施設から中国製の監視装置を撤去すると表明した。

政府は昨年、機密性の高い建物に中国製の監視カメラを設置しないよう各部門に指示していた。

今回示した提案によると、中国の国家情報法の適用を受ける企業が製造した監視装置を機密性の高い中央政府の施設から撤去するスケジュールを公表する。「タイムラインを示すことで、撤去計画について安心感と緊急性を提供する」という。

企業の名称には言及していない。

中国製監視カメラを巡っては、複数の英議員がプライバシー上の懸念などを理由に杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)と浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)の製品の販売・使用を禁止するよう求めていた。

在英中国大使館の報道官は「中国政府は常に市場原理や国際ルール、現地の法律に基づく国際投資や協力を中国企業に奨励してきた」と指摘。英国側に政治的操作をやめ、中国企業が英国で通常の事業を行えるよう公平かつ公正で差別のない環境を提供することを求めるとした。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ECB、25年も赤字計上 リバランスで第1四半期に

ワールド

米有権者、不法移民の送還支持、強硬手法には反対=世

ビジネス

訂正-トランプ関税の混乱、新興国経済にまだ打撃見ら

ワールド

米ICE、急速な人員拡大で身元調査が停滞 不祥事リ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウクライナ戦争5年目の現実
  • 4
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 7
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 6
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中