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米、核戦力巡る一部データ提供停止 ロシアの新START履行停止受け

2023年03月29日(水)07時20分

米ホワイトハウス報道官は28日、ロシアが米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止したことを受け、核戦力に関するデータの交換を停止するとロシアに通知したと明らかにした。 (2023年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウス報道官は28日、ロシアが米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止したことを受け、核戦力に関する一部のデータ提供を停止するとロシアに通知したと明らかにした。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)報道官は「ロシアによる新START履行停止を受け、ロシアが義務を順守するよう促すために、相応でかつ逆転可能な対抗措置を取る権利を米国は国際法の下で有している」とし、「ロシアが主張する新STARTの履行停止は法的に無効であるため、米国はロシアの違反行為に対応し、年2回のデータ交換を保留することが法的に認められている」と述べた。

NSCのカービー戦略広報調整官は記者向け電話会議で「ロシアはコンプライアンスを完全に順守しておらず、新STARTで合意した年2回のデータ共有を拒否している」と指摘。そのため「われわれも同様にデータ共有をしないことにした」と説明した。

一方、国務省報道官は、年2回のデータ共有を除けば、新STARTで義務付けられている全ての通達を米国は継続すると述べた。

米ロ2カ国は世界の約90%に相当する核弾頭を保有。ロシアのプーチン大統領は2月に行った議会演説で、新STARTから脱退はしないものの、同条約の履行を停止すると発表した。

ロイター
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