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ジョンソン元英首相が訪米、共和党にウクライナ追加支援呼びかけ

2023年02月01日(水)08時17分

 ジョンソン元英首相が1月31日、米国を訪れた。野党共和党の要人などと接触し、さらなるウクライナへの支援に向け、改めて米国内の合意を促す狙いだ。キーウ郊外のボロディアンカで22日撮影(2023年 ロイター/Viacheslav Ratynskyi)

[ワシントン 31日 ロイター] - ジョンソン元英首相が31日、米国を訪れた。野党共和党の要人などと接触し、さらなるウクライナへの支援に向け、改めて米国内の合意を促す狙いだ。背景には共和党保守派の一部から、ウクライナ支援打ち切り論が浮上していることがある。

下院外交員会メンバーのジョー・ウィルソン共和党議員によると、既にジョンソン氏はマッカーシー下院議長と会談した。また共和党のトッド・ヤング上院議員は、今後ジョンソン氏が同党の上院議員グループと面会する予定だと明かした。ジョンソン氏は2月1日にはシンクタンクのアトランティック・カウンシルで「ウクライナ支援を巡る西側の結束とロシアの脅威に対してもっとできること」について議論する。

ジョンソン氏は声明で「最初に、ウクライナの人々の安全のために米国がすぐさま貢献したことを認め、敬意を表する」と述べた上で、「私の使命は、ウクライナが勝利を収め、ウクライナが年内にその勝利を手にするための追加支援を遅らせる正当な理由などないと証明することにある。われわれは武器供与で戦争がエスカレートするとの恐れを少しも持つべきではない」と強調した。

ロイター
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