ニュース速報

ワールド

バイデン氏、債務上限巡り共和党を批判 今年初の主要演説

2023年01月27日(金)09時40分

 1月26日、バイデン米大統領は、バージニア州で行った演説で、昨年の中間選挙で議会下院の過半数を握った野党・共和党の一部の提案は米経済にとって危険だと述べた(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

[ワシントン 26日 ロイター] - バイデン米大統領は26日、バージニア州で行った演説で、歳出削減で合意が得られない限り連邦債務上限引き上げを拒む姿勢を示している共和党を強く批判した。また、共和党の一部の提案は米経済にとって危険だと述べた。

バイデン氏は大統領2期目に向けた2024年の選挙をにらみ、今年最初の主要な経済演説で共和党に対する批判を開始。「共和党はガソリン価格引き上げ、富裕者の減税、30%の売上税導入を計画している」とし、「自分自身の監視下ではこうしたことは起こらない。共和党が送ってくるもの全てを拒否する」と述べた。

同時に、製造業の雇用創出、低失業、予想を上回る経済成長などの自身の功績を強調した。

共和党のマッカーシー下院議長はバイデン氏が演説を開始すると「経済についてそれほど熱意を持って語りたいなら、責任ある債務上限引き上げについて議論する日を設定するべきだ」とツイッターに投稿。「米国をより望ましい財政の軌道に乗せるために、政府の無責任な支出に対処しなければならない」とした。

バイデン氏は「米国の全面的な信用を交渉材料として利用することは許さない。米国は債務を支払う」と述べた。

トランプ前大統領に近い共和党議員については「混乱と大惨事の党になることに熱心なようだ」と批判した。

昨年成立した法律が米国製の製品に多額の補助金を提供し、貿易に影響を与えるとする欧州首脳の不満にも言及。米国を重視し過ぎだと海外から批判を受けているとした上で「知ったことか」と一蹴した。

また、商務省や労働省長官などで構成する協議会を立ち上げて議会が過去2年間に承認した数千億ドルのインフラと製造業関連予算を監督すると説明した。「これによりさらに何十億ドルもの民間投資を呼び込むことになる」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

香港の経済成長率2.5─3.5%の見通し、財政黒字

ワールド

米民主議員が2年連続退場、トランプ氏演説でオバマ氏

ワールド

トランプ氏、一般教書演説でイランに言及 「脅威に立

ビジネス

1月スーパー販売2.7%増、11カ月連続プラス 節
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 8
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 9
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 10
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中