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サウジのムハンマド皇太子、米ロ囚人交換を仲介=ファイサル外相

2022年12月10日(土)05時16分

サウジアラビアのファイサル外相は9日、前日に実施された米国とロシアの囚人交換について、サウジのムハンマド皇太子が「個人的に仲介」したと述べた。写真は12月8日、中国の習近平国家主席とリヤドで会談するサウジのムハンマド皇太子(2022年 ロイター/Saudi Press Agency/Handout via REUTERS)

[リヤド 9日 ロイター] - サウジアラビアのファイサル外相は9日、前日に実施された米国とロシアの囚人交換について、サウジのムハンマド皇太子が「個人的に仲介」したと述べた。

ファイサル外相はリヤドで記者団に対し「ムハンマド皇太子の個人的な努力と介入があったと認識している」と述べた。

また、中国の習近平国家主席訪問時の記者会見で、サウジはどちらかの側につくことはせず、米中を含むすべての経済大国と協力すると語った。

米国とロシアは8日、ロシアで服役中だった米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手と、米国で服役中だったロシアの武器密輸業者ビクトル・ボウト受刑者の囚人交換を実施。米国は協議は米ロ間で実施され、仲介はなかったとしている。

ロイター
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