[台北 19日 ロイター] - フランク・ケンドール米空軍長官は19日、中国の台湾周辺での行動はリスクのレベルを高めると指摘し、中国の行動が以前確立した基準に戻ることを望むと述べた。
ケンドール氏は電話会議で記者団に、中国の軍近代化計画とインド太平洋地域における行動に懸念を抱いていると述べた。同氏はオーストラリアや日本を訪問する予定。
「われわれは危険な時代に生きている」と話した。
中国が台湾周辺で行った軍事演習について、台湾海峡の中間線を越えたり、ミサイルを日本の排他的経済水域(EEZ)に落下させたり、台湾上空を通過させたりするなど、規範に違反したと指摘した。
「こうした行為は地域の平和と安定を促進するものではなく、非常に挑発的でリスクのレベルを高めている」と非難した。
中国軍が中間線を越えたことについて直接的な発言は避けたが、中国はペロシ米下院議長の訪台に過剰に反応したとの見解を示した。
その上で「中国の行動がこれまでに確立された規範に戻ることを望む」と述べた。
米国は中国の軍備近代化を懸念し、この地域における中国の行動も懸念していると語った。