ニュース速報

ワールド

北朝鮮がコロナで勝利宣言、金総書記も発熱 与正氏「韓国に報復」

2022年08月12日(金)15時42分

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が新型コロナウイルスとの戦いに勝利したと宣言し、5月に導入した感染拡大抑制措置の解除を命じた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が11日に報じた。(2022年 ロイター/KCNA via REUTERS )

[ソウル 11日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は11日、新型コロナウイルスとの戦いに勝利したと宣言した。妹の金与正党副部長は、正恩氏が発熱の症状に見舞われたことを明かし、同国がコロナ感染源と主張する韓国への強力な報復を警告した。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によると、正恩氏は5月に導入した最大限の感染拡大抑制措置の解除を命じた。同時に「世界的な健康危機が終わるまでは鉄のような防疫壁を維持し、防疫対策を強化しなければならない」とも述べた。

与正氏は正恩氏自身も発熱したと述べ、コロナに感染していた可能性を初めて示唆。「(正恩氏は)高熱で重い症状だったが、人民のことを思い片時も横になることができなかった」と述べた。

正恩氏の健康状態について詳細は明らかにしなかったが、韓国から飛ばされたビラが感染拡大の原因だと主張した。

韓国の脱北者団体などは北朝鮮の体制を批判するビラや食料、医薬品などを付けた風船を北朝鮮に飛ばしている。

与正氏は韓国の尹政権がこうしたビラ散布を禁止する2020年の措置撤回を検討していると批判。「韓国からの絶え間ないごみの流入をもはや看過できない」とし、韓国当局を「一掃する」とけん制した。また「致命的な報復措置」で対抗する必要があるとした。

韓国の聯合ニュースによると、韓国統一省は脱北者団体のビラがコロナ感染源とする北朝鮮の主張や韓国への警告に遺憾の意を示した。

*動画を付けて再送します。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米連邦裁判事の6割にAIツール利用歴、法務特化型が

ビジネス

豪大手年金基金、日欧株・英国債の投資拡大 市場変動

ワールド

トランプ氏、ホルムズ閉鎖状態でも作戦終了の用意 側

ワールド

米国防長官のブローカー、イラン攻撃前に巨額の防衛関
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 9
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 10
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中