ニュース速報

ワールド

チリの加企業銅山近くの巨大陥没穴、責任者には厳しい制裁=鉱業相

2022年08月09日(火)13時38分

 8月8日、チリのエルナンド鉱業相は、北部カンデラリアのカナダ企業所有の銅山近くで7月下旬に原因不明の巨大な陥没穴が開いたことを巡り、「責任を負うべき者たちには罰金だけでなく、厳しい制裁措置を適用する」と発表した。写真はチリのコピアポで7日撮影(2022年 ロイター/Johan Godoy)

[サンティアゴ 8日 ロイター] - チリのエルナンド鉱業相は8日、北部カンデラリアのカナダ企業所有の銅山近くで7月下旬に原因不明の巨大な陥没穴が開いたことを巡り、「責任を負うべき者たちには罰金だけでなく、厳しい制裁措置を適用する」と発表した。

穴の直径は約25メートルと計測された後、36メートル50センチに広がった。底には水が見える。地元当局が動員され、鉱山規制当局はカナダ企業ルンディンに銅山の操業を停止させた。同社は銅山の80%を所有し、残りは住友金属鉱山と住友商事が所有する。

エルナンド氏は、制裁措置も取る判断が鉱山企業に対する今後の「モデル」になるに違いないと指摘した。鉱山規制当局の7月の現地調査では「過剰採掘」は検知できなかったとし、調査方法を変える必要を指摘した。当局側は原因調査の詳細を明らかにしていない。

ルンディンは声明で「鉱業規制当局が報告した過剰採掘の仮説は、陥没穴の直接原因とは断定されていないことを強調したい。水理地質や鉱山の調査によって答えが明らかになるだろう」とした上で、7月の記録的な異常降雨が引き起こした可能性も調査されていると指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国、インフレ加速と成長リスクへの対応必要に=黄人

ビジネス

日経平均は4日続落、原油高に警戒続く 膠着感も

ワールド

中東以外からのナフサ輸入、4月は倍増の見通し=経産

ビジネス

午後3時のドルは159円後半で小幅安、中東の緊張緩
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 5
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中